廃炉の”いま”を紹介する動画を掲載しました
福島県の廃炉に向けた取組を紹介する動画を「YouTube福島県公式チャンネル」に公開しました。
動画の内容
福島第一原発の廃炉について関心を持っていただくことを目的に、廃炉に携わる関係者へインタビューを行い、各々の業務内容や廃炉への想いを紹介しています。
動画の内容
幅広い年齢層向けに廃炉について正確かつ分かりやすく理解してもらうことを目的に2部構成のアニメーションを制作しました。「廃炉への道のり」編では、中長期ロードマップについて、「福島県の役割」編では、廃炉に対する県の監視体制について解説を行っています。
※この動画には、冒頭に地震・津波の映像が含まれます。
廃炉の取組が進められている福島第一原発。この動画では、「中長期ロードマップ」や福島県の監視体制について紹介しています。
福島第一原発の廃炉の取組
福島第一原発では、廃炉に向けた取組が進められています。
廃炉は、国や東京電力が示した「中長期ロードマップ」に沿って実施されています。
この動画では、「中長期ロードマップ」の柱となる4つの取組を紹介しています。
福島県の監視体制
福島第一原発の廃炉作業が、安全かつ着実に進められるよう、福島県は監視体制を築いています。
平日は毎日、県職員が福島第一原発の構内に入り、廃炉作業が計画のとおり進められているか、トラブル対処ができているかを確認しています。
さらに、国や東京電力による廃炉の取組について、専門家の視点で、県民の目線で、その安全性と着実性を確認しています。
※福島県の監視体制の詳細については、このページの下部「このページに関連する情報」からご覧ください。
この動画は、廃炉が進められている福島第一原子力発電所の“いま”の様子に、少しでも多くの方々に関心を持っていただくために福島県が作成しました。
動画の内容
福島第一原子力発電所の構内での日々の作業風景や作業員の日常に焦点を当てました。
事故を起こした原発の構内でも毎日が積み重ねられ、廃炉が着実に進んでいます。
そして、関わる人々の息づかいや色・光といったものが確実に存在していることを伝えるためのものです。
タイムラプスとは
今回活用した「タイムラプス」という手法は、定間隔で撮影された静止画をつないで、動画のように再生するものです。
この動画では、1秒間に30枚の写真を使用し時間の圧縮を表現しており、通常の方法で撮影された動画にはない特徴のある表現となっています。
各シーンの内容紹介
時間 | 内容 |
---|---|
00分25秒 | 朝を迎える福島第一原発 |
00分31秒 | 出勤風景 |
00分42秒 | 朝のラジオ体操 |
00分54秒 | 新事務本館 |
00分59秒 | 新事務本館 打ち合わせスペース |
01分05秒 | 大型休憩所 行き交う作業員 |
01分11秒 | 食堂 あたたかい食事を提供 |
01分16秒 | 体感型安全教育 作業上の危険を体感する訓練 |
01分45秒 | タンクの設置 |
02分19秒 | 1号機 |
02分25秒 | 2号機 |
02分31秒 | 3号機の近影 |
02分37秒 | 原子炉建屋の近影 |
02分43秒 | タンクの運搬 |
03分05秒 | さくら通り |
03分08秒 | ふれあい交差点 |
03分11秒 | 自動運転バス「はまかぜ」 |
03分14秒 | さくら通り |
03分17秒 | 福島原子力発電所の全景 |
03分22秒 | 2号機、3号機、4号機 |
03分28秒 | 福島第一原子力発電所の遠景 |
廃炉の情報を発信する「廃炉を知る」
福島県では、廃炉の現状や福島県の取組をお伝えする「廃炉を知る」を発行しています。様々な視点で廃炉を紹介していますので、是非ご覧ください。