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東京電力福島第一原子力発電所 2号機燃料デブリ試験的取り出し作業の中断に対する申し入れ【令和6年9月5日】

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月9日更新

申し入れ日

  • 日時 令和6年9月5日(木曜日)9時00分
  • 場所 県庁北庁舎 2階 小会議室
  • 申入者 
    • 危機管理部 原子力安全対策課長 三浦 俊二 
  • 相手方 
    • 福島第一廃炉推進カンパニー 廃炉情報・企画統括室 副室長 松尾 桂介
    • 福島復興本社 福島広報部長 玉置 素康​

申し入れ内容

  • 福島第一原発の廃炉作業は、元請け、下請けなど多くの企業が参画している。作業の実施に当たっては、協力企業任せにすることなく、「廃炉の実施者は、東京電力である」との意識を常に持ち、複数の協力企業が関わる作業についても、安全管理体制を徹底的に構築し、確実に作業を前に進めること。
  • これから燃料デブリの試験的取り出しが始まるが、今後も、1、2号機からの使用済燃料の取り出しやデブリの本格的な取り出しなど、リスクの高い作業が続く。作業に当たっては、起こり得る様々なリスクを想定した事前の対策にしっかりと取り組み、安全を最優先に着実に進めること。
  • 過酷な原発事故を経験した福島県民は、福島第一原発の廃炉に不安を感じており、廃炉作業のトラブルは、県民に大きな不安を与えることになる。東京電力においては、県民に不安を与えないよう、トラブルが発生した場合は、トラブルの状況や外部への影響、復旧の見込みなどを速やかに情報発信するとともに、廃炉作業の進捗状況、今後の取組等について、県民目線に立った分かりやすい情報発信を行うこと。

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