「HACCP(ハサップ)導入」などをうたう不審な電話にご注意!
食品等事業者の皆さまへ ~「HACCP(ハサップ)導入」をうたう不審な電話にご注意!~
令和3年6月1日から「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理が原則すべての食品等事業者に制度化されるのを前に、ここ最近、「HACCPの導入」などをうたって、食品等事業者に電話をかけて、施設を訪問する約束を取り付けたり、有料サービスを勧めたりする事例や、中には、保健所や県の事業の名称をうたっている事例が報告されていますので、ご注意ください。
最近報告があった電話の事例
- 「HACCPが義務化されるが、まだ実施できていないなら、HACCPの代行をする」として、有料でHACCPの代行を勧められた。
- 「県(保健所)から委託を受けている」という業者から電話があったが、県(保健所)は関係あるのか。
- 「ふくしまHACCP(パソコン、スマートフォン)の導入のお手伝いをする」という業者から、訪問の予約の電話があったが、何をすればいいのか。
県からのお知らせとお願い
- 県(食品生活衛生課・県保健福祉事務所)が行うHACCP導入の相談等は、無料です。
- 県から電話をする場合、必ず所属(〇〇保健福祉事務所(保健所)、食品生活衛生課)をお伝えしています。
- 県は、HACCP導入普及活動等を行う事業者等について、県が委託する事業者(※)を除き、一切関知していません。
※県がHACCPの導入普及事業を委託する「公益社団法人福島県食品衛生協会」に所属している、各地区の「食品衛生指導員」が、県内の食品等事業者を訪問してHACCPの導入普及活動を行っています。
●食品等事業者の皆さまは、電話の相手方の所属などをよくご確認ください。●
県が行うHACCPの導入支援事業
HACCPは、食品等事業者自らが行う自主衛生管理です。
県では、事業者の皆さまのHACCP導入を支援する次のような事業を行っていますので、施設を管轄する県保健福祉事務所(保健所)にお気軽にお問い合わせください。
- 県保健福祉事務所での電話・窓口での相談受付
- 県保健福祉事務所が開催するふくしまHACCP導入支援研修会
ふくしまHACCP
県では、厚生労働省から示された業種別手引書(厚生労働省ホームページへリンク)を基に、放射性物質管理を組み入れ、より分かりやすい内容に整理した独自の衛生管理手法「ふくしまHACCP」を構築し、その導入手引書を作成しました。
また、パソコン、スマートフォンなどでふくしまHACCPを手軽に導入できる支援ツール「ふくしまHACCPアプリ」を開発し、公開しています。
ふくしまHACCPの導入手引書・アプリは、いずれも以下のサイトから無料でご利用いただけます。