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毒キノコによる食中毒とキノコの採取地域にご注意ください

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年11月13日更新

 毎年9月から10月にかけては、全国的に、毒キノコによる食中毒が発生しています。

 キノコの鑑別は、かなりの経験と知識が必要です。

 知らないキノコは、「採らない・食べない・人にあげない」を守り、食中毒の予防に努めましょう。

 なお、福島県内では、次の地域・種類を除き、県内で採取される「野生キノコ」は、国から出荷制限が指示されています

<「野生キノコ」の出荷制限がない地域・種類>

  • 【すべての種類】 檜枝岐村、南会津町、湯川村、金山町
  • 【一部の種類に限る】 会津若松市、西会津町、会津美里町、只見町、柳津町、三島町、昭和村、下郷町

 福島県の出荷制限等の対象品目・地域の詳細は、次のリンク先をご覧ください。

 原子力災害対策特別措置法に基づく出荷制限及び摂取制限等について(福島県食品生活衛生課)

 

過去に発生した毒キノコの食中毒発生状況

 

発生年月 患者数 原因食品 病因物質
令和6年11月 2名 キノコの味噌汁 植物性自然毒(種類不明)
令和4年11月 3名 キノコの炒め物、キノコ混ぜごはん 植物性自然毒(ドクササコ(推定))
令和4年10月 1名 キノコスープ 植物性自然毒(種類不明)
令和2年10月 3名 キノコ汁 植物性自然毒(カキシメジ(推定))
平成30年10月 3名 キノコの味噌汁 植物性自然毒(種類不明)
平成30年9月 2名 キノコとなすの炒め物 植物性自然毒(クサウラベニタケ)
平成30年9月 2名 キノコ汁、キノコの炒め物 植物性自然毒(ツキヨタケ)
平成28年10月 2名 キノコのすまし汁 植物性自然毒(ツキヨタケ)
平成28年10月 1名 キノコとなすの油炒め 植物性自然毒(イッポンシメジ)
平成28年9月 1名 キノコの油炒め 植物性自然毒(クサウラベニタケ)
平成27年10月 1名 キノコの炒め物、キノコの味噌汁 植物性自然毒(種類不明)
平成27年10月 1名 キノコの味噌汁 植物性自然毒(種類不明)
平成26年9月 3名 キノコの天ぷら 植物性自然毒(ツキヨタケ)
平成26年8月 3名 キノコの味噌汁 植物性自然毒(ニセショウロ)
平成25年10月 3名 キノコ入り焼きそば 植物性自然毒(種類不明)
平成25年9月 1名 キノコ入りラーメン 植物性自然毒(キヌハダトマヤタケ)

 

食中毒の多い毒キノコ 

クサウラベニタケの画像

 

クサウラベニタケ(有毒)

ベテランでも間違うほどウラベニホテイシメジ(食)によく似ており、中毒例の多いキノコです。誤食後15~30分して、激しい吐き気、嘔吐、下痢を起こします。

カキシメジの画像

 

カキシメジ(有毒)

誤食すると嘔吐、腹痛、下痢などを起こします。

ツキヨタケの画像

ツキヨタケ(有毒)

シイタケ(食)、ムキタケ(食)ヒラタケ(食)に似ています。茎はカサの横につき、ヒダのつけ根との境にツバ(リング)状の隆起帯が見られます。発光成分が含まれておりヒダと菌糸は暗中で黄白色に光ります(古くなった個体は光らない場合もあります。)。誤食すると、嘔吐、腹痛、下痢などを起こします。

(提供:福島県林業振興課)

キノコの誤った見分け方 (全部誤りです)

  • 茎が縦に裂けるキノコは食べられる。
  • 虫が食べているキノコは食べられる。
  • 枯れ木に生えるキノコは食べられる。
  • 地味な色をしたキノコは食べられる。
  • カサの裏がスポンジ状のキノコは食べられる。
  • ナスと一緒に料理すれば食べられる。
  • 塩漬けにし、水洗いすれば食べられる。
キノコの誤った見分け方に注意しましょう

※ もしも中毒を起こした場合は、早急に医師の診断をうけることが大切です。なお、原因と疑われるキノコの残品(食べ残し・嘔吐物等を含む。)がある場合は、受診の際に持っていき、治療の参考にしてもらってください。

リーフレット

 キノコリーフレット(サムネイル) ダウンロードはこちら [PDFファイル/438KB]

リンク(全国の発生状況)


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