ノロウイルスによる食中毒にご注意を!
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年10月18日更新
ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は一年を通じて発生していますが、特に冬季に流行します。
ノロウイルスは、感染力が強く、大規模な食中毒など集団発生を起こしやすいため、注意が必要です。
どんな症状?
ノロウイルスは、手指や食品などを介して人の口から入り、腸管内で増殖し急性胃腸炎を起こします。 潜伏時間(感染から発症までの時間)は24時間~48時間で、主な症状は吐き気、おう吐、下痢、腹痛、微熱で、1~2日続くことが多いです。また、感染しても症状のない場合や、軽い風邪のような症状のこともあります。
原因は?
<食品からの感染>
● ノロウイルスに感染した人が調理などをして汚染された食品
● ウイルスが蓄積した加熱不十分な二枚貝など
<人からの感染>
● ノロウイルスに感染した患者の便やおう吐物からの二次感染
● 家庭や施設内での飛沫などによる感染
食中毒予防のポイントは?
- 調理前、食事前、トイレの後は、石けんを使ってしっかり手を洗いましょう。流水ですすいだ後はペーパータオルなどで拭きましょう。
- 下痢やおう吐等の症状のある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
- 胃腸炎患者のふん便やおう吐物を扱うときは、使い捨てのエプロン、マスクを着用し、直接手で触らず手袋を使って処理しましょう。
- 特に子供やお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、食品を中心部まで十分に加熱して食べましょう。(中心温度85~90℃で90秒間以上が目安です。)
- 使ったまな板、包丁、ふきんなどは十分に洗浄し、熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう。
ノロウイルス食中毒予防対策リーフレット [PDFファイル/1.09MB]
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)