第87回(令和4年度第3回)廃炉安全監視協議会
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月22日更新
第87回(令和4年度第3回)廃炉安全監視協議会
令和4年10月19日(水曜日)、第87回目となる廃炉安全監視協議会を実施しました。
- 日時 令和4年10月19日(水曜日) 13時30分 ~ 16時00分
- 場所 杉妻会館3階「百合」
- 議題
- ALPS処理水の取扱いについて
ア 事前了解時の要求事項の進捗状況について
イ 淡水化装置(RO装置)入口におけるトリチウム濃度状況について
ウ ALPS処理装置出口水のストロンチウム90濃度の告示濃度限度超えについて - 雨水・地下水の建屋流入量抑制対策について
- 1号機ペデスタルの健全性に関する今後の調査について
- ALPS処理水の取扱いについて
- 出席者
- 専門委員
- 関係市町村 担当課長等
- 原子力規制庁
- 資源エネルギー庁
- 福島県 危機管理部長、原子力対策監他
- 東京電力
開催結果の概要
1 ALPS処理水の取扱いについて
- ALPS処理水希釈放出設備及び関連施設の新設に関する事前了解時の要求事項の進捗状況について確認するとともに、3月16日の福島県沖地震以降、3号機原子炉建屋滞留水のトリチウム濃度が上昇している事象、本年7月27日~8月4日にかけて運転した増設ALPSにおいて、7月28日に処理した水のストロンチウム90濃度が上昇した事象の原因並びに今後の対策を確認した。
2 雨水・地下水の建屋流入量抑制対策について
- 直近の主な建屋流入量抑制施策の工程を確認するとともに、1~4号機建屋周辺で計画されている建屋の局所止水の試験実施状況についても確認した。
3 1号機ペデスタルの健全性に関する今後の調査について
- 一部のコンクリートが損傷している1号機ペデスタルの今後の調査計画等を確認した。
福島県危機管理部長まとめ
- 東京電力への要求事項の進捗状況については、本日の専門委員からの意見も踏まえ、更に検討を進め確実に対応していただきたい。
- 雨水・地下水の建屋流入量抑制については、現在試験が行われている建屋の局所止水について、実施に向けた検証を進めるとともに、フェーシングや屋根の補修等を確実に進め、更なる低減にしっかり取り組んでいただきたい。
- 1号機ペデスタルについては、一部コンクリートが損傷しており、県民も不安に感じていることから、原子炉格納容器内の調査を着実に行い、その評価結果を県民に分かりやすく情報発信していただきたい。
会議資料
- 次第・配布資料 [PDFファイル/70KB]
- 出席者名簿 [PDFファイル/245KB]
- 資料1-ア ALPS処理水希釈放出設備及び関連施設の新設に関する東京電力への要求 事項の進捗状況について [PDFファイル/27.61MB]
- 資料1-イ 淡水化装置(RO装置)入口におけるトリチウム濃度上昇について [PDFファイル/3.66MB]
- 資料1-ウ ALPS処理装置出口水のストロンチウム90濃度の告示濃度限度超えについて [PDFファイル/2.01MB]
- 資料2 汚染水処理対策の現況 [PDFファイル/22.22MB]
- 資料3 1号機ペデスタルの健全性に関する今後の調査について [PDFファイル/9.28MB]
議事録
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