第102回(令和7年度第3回)廃炉安全監視協議会
印刷用ページを表示する 掲載日:2025年12月3日更新
第102回(令和7年度第3回)廃炉安全監視協議会
第102回(令和7年度第3回)廃炉安全監視協議会

- 日時 令和7年11月28日(金曜日) 13時30分 ~ 15時30分
- 場所 福島県庁北庁舎2階 災害対策本部会議室
- 議題
- 1号機及び2号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて
- 3号機PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について
- 固体廃棄物の屋外一時保管解消へ向けた取組について
- 出席者
- 専門委員
- 原子力発電所周辺13市町村
- 原子力規制庁
- 資源エネルギー庁
- 東京電力
- 福島県(危機管理部長他)
会議資料
・次第等 [PDFファイル/105KB]
・出席者名簿 [PDFファイル/243KB]
・座席表 [PDFファイル/77KB]
・資料1_プール燃料取り出しの概要について [PDFファイル/7.97MB]
・資料2_3号機 PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について [PDFファイル/2.85MB]
・資料3_固体廃棄物の保管管理及び廃棄物関連施設について [PDFファイル/5.25MB]
・参考資料_燃料デブリサンプル(1回目)の分析結果について(続報) [PDFファイル/7.09MB]
開催結果の概要
- 1号機及び2号機使用済燃料プールからの燃料取り出しについて
2号機の燃料取り出し作業について、安全対策を中心に確認しました。また、1号機の燃料取り出しへ向けた作業の進捗を確認しました。 - 3号機PCV内部気中部調査(マイクロドローン調査)について
PCV(原子炉格納容器)のマイクロドローンによる内部調査についてその調査方法や準備状況を確認しました。また、2号機の燃料デブリサンプル(1回目取り出し)の分析結果について説明を受けました。 - 固体廃棄物の屋外一時保管解消へ向けた取組について
令和6年2月に水蒸気発生事案により停止し、令和8年8月の稼働再開へ向け作業が進められている増設雑固体廃棄物焼却施設の復旧作業の状況や廃棄物関連施設の整備状況に加え、今年6月にガレキ類の撤去作業が開始された一時保管エリアの作業状況を確認しました。
議長まとめ
- 使用済燃料プールからの燃料取り出しに当たっては、平成30年の3号機使用済燃料取扱設備の不具合事案を踏まえ、品質管理等を徹底するとともに、引き続き、放射性物質の飛散防止対策や作業員の被ばく低減対策等の安全確保対策を徹底し、取組を進めてください。また、令和9~10年度に取り出し開始が予定されている1号機については、大型カバー設置やガレキ等撤去を安全かつ着実に実施し、令和13年内の1~6号機、全ての燃料の取り出し完了に向け、取組を進めてください。
- マイクロドローン調査や燃料デブリの分析で得られた知見等を踏まえ、将来の本格的な取り出しに向けた具体的な方策について更なる検討を行ってください。
- 放射性廃棄物を収納した容器については、老朽化等のリスクもあることから、適切な保管管理を行うとともに、屋外における一時保管を解消するための取組を着実に進てください。また、その作業に当たっては放射性廃棄物が飛散・流出しないよう安全対策に万全を期してください。
議事録
(作成次第、掲載します。)
追加質問
(現在、確認中です。)
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