福島県の街路整備について
福島県の街路整備
街路とは
都市生活を支える基本的施設である道路は、市街地の変化に対応して適切に計画・整備がなされるべきものです。このため、都市計画法(昭和43年法律第100号)に基づき、都市施設の一つとして道路が定められており、この道路を都市計画道路と呼んでいます。
都市計画道の種類
都市計画道路には、主要幹線道路をはじめとして、以下の6種類があります。
・主要幹線街路
主として、都市間交通や通過交通を対象とした、広域的な交通を処理する道路。
・都市幹線街路
都市内の自動車交通を主に対象とし、近隣住区(一小学校区のようなまとまりのある区域)を構成するとともに、都市の骨格となる道路。
・補助幹線街路
幹線道路と区画道路とを連絡し、住区内交通を円滑に幹線道路に導く、いわば住区内幹線道路。
・区画街路
街区を構成するもっとも基本的な道路で、沿道宅地へのサービスを目的とした道路。
・特殊街路
もっぱら、歩行者、自転車の交通のための道路や都市モノレール等の交通の用に供する道路。
・自動車専用道路
国土レベルの広域的な自動車交通を処理する都市間高速道路
都市計画道路は市街地の中の道路であり、一般的な道路と区別して街路と呼ばれています。 街路は、人や車、物等が移動する通路としての機能だけではなく、人と人との交流の場としての機能、避難路、救援路及び災害遮断としての防災機能、水道、下水道、ガス、通信、電力等のライフラインを収納するための空間機能、沿道土地利用を促進するための機能など、多種多様な機能を持ち、円滑な都市活動と安全・快適な都市生活の実現に欠くことのできない役割を担っています。
街路は、都市生活に密接に関わってくることから、景観等を配慮した沿道のまちづくりと一体的に整備がなされています。
図1 街路の諸機能
図2 街路の構成
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