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エントリーNo.16 株式会社東邦銀行

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印刷用ページを表示する 掲載日:2023年2月1日更新

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取組名:TOHOキッズcafeキャラバン

「地域社会の輝く未来を担うこどもたち」への支援事業として、県内各地の「こども食堂」へキッチンカーに乗ったキャラバン隊が訪問し、こどもたちの金融リテラシー向上と健やかな成長を支援しております。

【金融・SDGs教室の開催】
金融・SDGs教室を開催して、こどもたちに社会で必要な金融の基礎的知識の普及に努める他、SDGsの啓蒙活動を実施しております。
【こども食堂の活動支援】
こどもたちの健やかな成長と明るい将来をコンセプトとしたオリジナルのキッチンカーで、こども食堂を訪問し、お弁当の配付を通じて、食育活動を応援しています。

取組のアピールポイント

(1)当行は2020年2月に「とうほうSDGs宣言」を制定し、地域の持続的な成長を掲げ、様々な社会・環境課題に取組んでいます。その中でも、「金融リテラシー向上」を大きなテーマに掲げ、こどもたちへの金融教室を2007年から継続的に取組んでいます。
(2)最近では、岸田政権による新しい資本主義の実現に向け、資産所得倍増プランにおいても、安定的な資産形成の重要性を浸透させていくために金融教育の充実を大きな柱としており、若年層から金融知識を身につけることは非常に重要だと考えています。
(3)他方で、福島県総合計画においても「「学びの変革」の推進と資質・能力の育成」および「社会全体で子育てを支える仕組みづくり」を施策として掲げているように、福島県内においても数多くのこども食堂が食事の提供を通じ、こどもたちの健やかな成長と地域の豊かなコミュニティ形成に向けた取り組みを進めています。
(4)そのような中、当行は地域のために何ができるかを全役職員で考え、こどもたちの明るい未来を地域と共に創っていくため、「金融教育と食育」を掛けわせた「TOHOキッズcafeキャラバン」を新たな継続事業とすることに決定しました。当事業は2021年10月より開始し、これまでで110名のこどもたちとお父さん、お母さんに参加していただきました。実際に参加したこどもからは、「勉強になった」「今後は資産運用について勉強したい」「キッチンカーから配られるお弁当は一層おいしそうに感じる」等前向きな意見が寄せられ、こどもの「学び」と「食育」に関する意欲が大いに感じられると共に、地域社会の貢献に資する取組みだと実感しております。

【参考:当行の今年度の取組実績】
・こども食堂×金融教室:4回 110名参加
・学校での金融教室:24回 約4,000名参加(延べ人数)
他 親子マネースクール、「Out of KidZania in ふくましま相双2022」への出展等

取組を始めたきっかけ

地域経済の活性化や社会的課題の解決に向けた取組みを通して、当行の長期ビジョンである“地域社会へ貢献する会社”を目指すため、創立80周年記念事業の一環として2021年11月より「TOHOキッズcafeキャラバン」を実施しました。

取組を進める上での課題

コロナウイルス感染者の増減による、臨機応変な対応を行っていくことが課題であると考えています。
また、コロナウイルス感染症者が今後減少した場合、金融教室の開催方法や、お弁当の配付方法についても検討していきたいと考えています。

今後の展望

少子高齢化が進むなか「こども食堂」の活動は重要性を増しており、当行は、本事業を通してこどもたちと地域のふれあいの場や機会を地域の皆さまとともに創っていくことで、コロナ禍で活動の場を失っているこどもたちの活力向上、健やかな成長に貢献しております。
今後も毎年数回こども食堂を訪問するなど、継続して福島県内の地域活性化およびこどもたちの金融リテラシー向上に貢献して参りたいと考えています。
こども食堂への訪問回数を重ねる中で、新しい取り組みを構築するなど、柔軟な発想を持って取り組んで参ります。

会員情報

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