取り組み・活動の概要(予定を含む)
教育・保育施設である本園の果たすべき役割は非常に大きいと考え、本園では、子ども達も教職員も積極的にSDGsに取り組んでいます。本園のグランドデザインにもSDGsを位置付け、「なぜ?どうすればいいの?」を大事にし、行動化できる子どもを目指しています。写真や絵本、先生のお話を通して、貧困や飢餓、水・トイレのない国を理解したり、海や陸等の自然の汚れの現状を理解したりして子ども達は、今自分たちができることを考えています。食事や水や自然を大切にする事、感謝の気持ちを持って残さず食べる事、汚さない事等、子ども達はできることを実践しています。
健康の大切さについては保護者も一緒になって取り組み、健康観察記録や歯磨き、健診後の治療に努め、福島県「よい歯の幼稚園コンクール」では22年連続入賞の園となりました。園児名簿も男女混合で作成し、「男の子だから」「女の子だから」といった区別はありません。子ども一人一人の自主性を尊重した園生活を送っています。本園は、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出削減、節水、節電等に取り組み、「令和3年度福島議定書最優秀賞」を受賞しました。エコ活動にも取り組み、子ども達も教職員もマイカップ、マイボトル、ゴミの分別回収、紙の裏紙利用、お便り・会議のペーパーレス化等、家庭にも呼びかけ、子ども達は廃材でおもちゃを作って遊んでいます。園では保存ができる食べ物の準備、月1回の避難訓練、玄関のバリアフリー化、階段・トイレの手すり、交通安全教室や防犯教室等、障がい者やお年寄りに配慮した施設になっていて、本園は郡山市の「セーフコミュニティ活動推進事業所」として認定されています。
教職員にとって子どもは保育の対象ですが、同時に対等なパートナーです。こども園で一緒に生活しながら「おもしろいね」「楽しいね」「こんなことができるようになったんだ」「すごいね」と伝え合える関係、尊重し合える関係が大事で、子ども達と教職員が楽しくSDGsを実践できたらと思っています。
他の会員と連携可能な自社の強み
他の会員と連携して取り組みたい課題