印刷用ページを表示する 掲載日:2023年3月1日更新
取り組み・活動の概要(予定を含む)
福島県には約90の国や地域の外国人が生活しており、すべての外国人に対して母語で情報を伝えることが理想的であるものの、現実的には難しいのが現状です。
1995年1月の阪神・淡路大震災をきっかけとして、外国人が災害発生時に適切な行動をとれるように考え出された「やさしい日本語」は、災害時のみならず平時における外国人への情報提供手段としても有効であり、行政からの情報や生活に関する情報、毎日のニュース発信など、全国的にも様々な分野で取組が広がっています。
当協会では、「やさしい日本語」を日本人と外国人とのコミュニケーションツールとして普及するために、「やさしい日本語」の言い換えや書き換えの講座、外国人と日本人がともに学ぶ防災や生活に関する講座などを行っています。
他の会員と連携可能な自社の強み
外国人を雇用している企業での社内コミュニケーションや外国人従業員向けの業務マニュアル、外国人への接客、災害時での避難方法の周知等、やさしい日本語を取り入れることについて提案することができます。
他の会員と連携して取り組みたい課題
やさしい日本語は外国人にわかりやすく日本語を伝えるために考えられたものですが、日本人に対しても活用できます。
日本人も外国人も住みやすい社会をつくるため、当協会が提供できることを共有してきたいと考えています。