知事がイクボス面談を実施しました
知事が第19回イクボス面談を実施しました
令和6年11月28日(木曜日)、内堀知事が第19回イクボス面談※1 を実施しました。
※1 イクボスとは、職場でともに働く部下・スタッフのワーク・ライフ・バランス(仕事と家庭の調和)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、
組織の業績も上げつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司を指します。
※1 知事のイクボス面談は、育児や介護など家庭生活に関わる必要のある職員に対して、育児参加等への意識付けを図るとともに、所属上司に
職場の協力を促すことで、育児や介護に関する休暇や休業を取得しやすい環境づくりを進めるために実施しています。
今回の知事のイクボス面談は、長期間の育児休業を取得した男性職員と男性職員の上司を対象に育児休業の体験談、育児休業を長期間取得したことによる気づきや男性職員の育児休業の取得についての意識等の変化などに関して意見交換を行いました。
<出席者>
内堀知事
今年度(令和6年度)、長期間の育児休業を取得した男性職員と男性職員の上司(2名×2組) 計4名
○1組目の職員・上司との意見交換では、
■男性職員
「育児休業を取得し、日々成長する息子の姿を間近で見ることができたことが1番良かったです。」
「特に息子が初めて寝返りをする場面に立ち会うことができたのは育児休業を取ったおかげかな、と思います。」
という話がありました。
■男性職員の上司
「育児休業を取得する職員をみんなで支えていこう、という機運があると感じています。さらに(課内の)若手職員が多いこともあり、いずれは自分の番になるかな、という期待感もあると思います。」
「育児休業の取得を通しての(男性職員の)成長が感じられました。」
という話がありました。
○2組目の職員・上司との意見交換では、
■男性職員
「はじめは妻の指示でミルクを作ったり、オムツ替えなどを受け身でやってきましたが、長期間(育児休業を)取ることで、子どもの日々の成長や変化に気づきながら自分で臨機応変に対応できるようになってきたのではないかな、と思っています。」
「例えばミルクを飲ませる時に飲みが悪かった場合に自分で温度や量を調整してみたり、吸い口が合ってないのではないか、などいろんなことを自分で気づいて行動できるようになりました。」
という話がありました。
■男性職員の上司
「育児休業を取得する職員も周囲の職員も不安を抱いていたため、育児休業中も円滑に業務が進められるよう管理職が一緒に立ち会って業務の仕分けをしました。」
「仕事での活躍もありますが、家庭や地域のコミュニティーで活躍できるような父親であってほしいな、と思っております。」
という話がありました。
○ 最後に知事から
「育児休業だけが大事なのではなく、ワーク・ライフ・バランスを取ることが重要なので、男性職員だけでなく女性職員も含め、県職員全体で工夫しながら仕事を効率的に行い、超過勤務を減らせるよう、一緒に取り組んでいきましょう。」
という旨の話がありました。