Q1 残業代は品物で支払われることもあるの?
→ 残業代を含む給料(賃金)は、通貨で、直接、全額を、毎月1回以上、一定期日に支払わなければなりません。
Q2 普段は平日に時給1,000円で8時間勤務。2時間残業を命じられた場合、残業代はどうなるの?
→ 1日の労働時間が8時間を超えた場合は、25%の割増し賃金を支払わなければなりません。よって、残業代は2,500円となります(2時間×1,000円×125%)。
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Q3 仕事中、誤って会社やお店の物を壊したら弁償しなければならないの?
→ 普通に仕事をしていて起こるようなミスであれば、弁償する必要はありません。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別14-(1))
Q4 仕事でケガをしても、自費で治療しなければならないの?
→ 仕事でケガをした場合は労災保険が適用され、自分で治療費を負担する必要はありません。
Q5 自分の勤務条件がよく分かりません。求人情報の掲載内容で契約したことになるの?
→ 会社は、労働契約の締結に際し、労働者に対して、賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければなりません。求人情報の内容が自動的に契約内容となるわけではありませんので、自分の勤務条件を会社に確認しておくことが必要です。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別2-(1))
Q6 上司に苦手な仕事を頼まれたけど、嫌ならことわってもいい?
→ 特別な事情がない限り、合理的な業務命令には従わなくてはなりません。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別14-(2))
Q7 パートやアルバイトでも年休は取れるの?
→ 6ヶ月以上継続して勤務し、全労働日の8割以上出勤していれば、勤務形態に応じて年休が与えられます。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別8-(2))
Q8 1日7時間働いてるけど休憩時間がない。これって普通なの?
→ 1日の労働時間が6時間を超える場合には、45分以上、8時間を超える場合には、1時間以上の休憩を労働時間の途中に与えなければなりません。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別7-(5))
Q9 会社が同意しないと仕事は辞められないの?
→ 期間の定めのない労働契約であれば、会社の同意がなくても辞めることができます。民法の定めでは、退職の申し入れから2週間が経過すれば雇用関係は終了します。期間の定めのある労働契約の場合は、やむを得ない事由がない限り、原則として途中で契約を解除することができません(ただし、明示された労働条件が事実と相違している場合は、即時に契約を解除することができます。)。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別11-(1))、(労使トラブルQ&A 個別11-(2))
Q10 会社を辞めたのですが、給料日を過ぎても最後の給料が口座に振り込まれません。どうすればいいの?
→ 退職した場合は、会社に請求すれば、会社は7日以内に支払わなければなりません。
もっと詳しく知りたい方はこちら(労使トラブルQ&A 個別4-(2))
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