平成18年度森林環境交付金事業(地域提案重点枠)の採択についてお知らせします
1 森林環境交付金事業の仕組みについて
森林環境基金(森林環境税収入を積み立てた基金)の一部を市町村へ交付し、市町村が取り組む森林づくりを支援するものであり、全国初の取り組み。
交付金は、ソフト事業を対象とする森林環境基本枠とハード事業を対象とする地域提案重点枠(以下「重点枠」という。)の2つの枠からなる。
重点枠については、市町村の事業要望について第3者機関である「森林(もり)の未来を考える懇談会」の意見を踏まえて事業決定する。
2 重点枠の要望状況
(1) 全体
29市町村から計51件、合計137,570千円の要望があった。
(2) 対象分野毎の要望状況
市町村数 | 要望件数 | 要望金額 (千円) | |
○ 森林整備の推進 | 15 | 22 | 82,901 |
○ 県産間伐材の利活用推進 | 16 | 18 | 40,819 |
○ 木質バイオマスの利活用推進 | 8 | 8 | 8,380 |
○ その他 | 3 | 3 | 5,470 |
3 重点枠の採択結果
平成18年7月31日に開催された「森林(もり)の未来を考える懇談会」の審査結果を踏まえて事業を採択し、平成18年8月21日付けで各農林事務所宛通知した。
(1) 全体
28市町村、42件、合計94,518千円について採択した。
(2) 対象分野毎の採択結果
市町村数 | 採択件数 | 採択金額 (千円) | |
○ 森林整備の推進 | 14 | 17 | 49,344 |
○ 県産間伐材の利活用推進 | 15 | 16 | 36,104 |
○ 木質バイオマスの利活用推進 | 8 | 8 | 8,380 |
○ その他 | 1 | 1 | 690 |
(3) 事業一覧
別紙「平成18年度森林環境交付金(重点枠)採択事業一覧」 [PDFファイル/27KB] のとおり
(4) 「森林(もり)の未来を考える懇談会」における審査のポイント
別紙「森林(もり)の未来を考える懇談会における意見」のとおり [PDFファイル/14KB] のとおり
4 予算関係
重点枠の予算額は113,277千円であり今回の採択により18,759千円の残額が生じるが、残額は森林環境基金に繰り入れ来年度に活用することとし、今年度の重点枠については今回採択分のみとする。