平成22年度森林環境交付金事業(地域提案重点枠)の採択についてお知らせします
1 森林環境交付金事業の仕組みについて
森林環境基金(森林環境税収入を積み立てた基金)の一部を市町村へ交付し、市町村が取り組む森林づくりを支援するものであり、全国初の取り組み。
交付金は、ソフト事業を対象とする森林環境基本枠とハード事業を対象とする地域提案重点枠(以下「重点枠」という。) の2つの枠からなる。
重点枠については、市町村の事業要望について第3者機関である「森林の未来を考える懇談会」の審査結果を踏まえて事業の採択を決定する。
2 重点枠の要望状況及び採択結果
昨年12月及び今年度7月に開催された森林の未来を考える懇談会の審査結果を踏まえ、以下のとおり事業の採択を決定した。
対象分野 | 要望状況 | 採択結果 | ||||
市町村数 | 要望件数 | 要望金額 (千円) | 市町村数 | 採択件数 | 採択金額 (千円) | |
森林整備の推進 | 29 | 56 | 150,441 | 28 | 51 | 135,568 |
県産間伐材の利活用推進 | 28 | 38 | 63,318 | 28 | 38 | 59,803 |
木質バイオマスの利活用推進 | 6 | 6 | 8,348 | 6 | 6 | 8,348 |
その他 | 2 | 4 | 12,326 | 1 | 3 | 9,073 |
計 | ※44 | 104 | 234,433 | 44 | 98 | 212,792 |
※ 複数の対象分野を要望している市町村があるため、計が一致しない。
(参考)
18年度の採択結果~28市町村、42件、採択金額94,518千円
19年度の採択結果~45市町村、105件、採択金額213,010千円
20年度の採択結果~42市町村、81件、採択金額153,460千円
21年度の採択結果~45市町村、89件、採択金額167,987千円