「平成28年度以降の森林環境税の在り方について」うつくしま県民意見公募の実施結果についてお知らせします
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年7月14日更新
森林環境税の平成28年度以降の在り方について、平成27年3月27日に福島県森林審議会に諮問し、5月14日に中間のとりまとめが行われたことから、その内容を公表し、広く県民から多様な意見や情報等を求める「うつくしま県民意見公募(パブリック・コメント)」を実施しました。
実施概要
実施期間
平成27年5月25日(月曜日)から6月24日(水曜日)まで(1か月間)
応募資格
- 県内に居住、または通勤・通学している個人、並びに県内に事業所・事務所を有する法人や団体
- 東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故により、県外に避難している個人及び法人や団体
結果
個人6名から、森林整備の推進や木材利活用の支援の拡充、県民参画の推進など、11件の意見が寄せられました。お寄せいただいた御意見の概要
1 森林整備関係(4件)
- 生活習慣の変化による里山の荒廃に対し、森林環境税による里山整備は効果がある。
- 山離れにより危険木が目立つようになった人家や公共的な施設周辺の森林の手入れを期待する。
- 辺地・豪雪地帯では道路が生命線であり、冬季の安全のため、日陰を作る沿線の針葉樹等の除伐が進むことを期待する。
- 震災以後、自然エネルギーが注目されるようになったからこそ、森林を守り、持続可能な社会を作っていくべき。
2 木材利用関係(2件)
- 間伐材の有効活用と山元の森林整備意欲向上のため間伐材の搬出支援を拡充すべき。
- 公共施設の県産材による木造・木質化など、木材利用への支援を拡充すべき。
3 県民参画関係(5件)
- 市町村、家具製造団体と連携し、幼児、年少者が木材にふれあう機会を拡大すべき。
- 森林整備を進めるため、子どもから大人まで、県民が山の恩恵を知る機会や山に入る機会を多く作るべき。
- 住民自らによる里山の整備や森林内での体験、森林への理解を促進するため、「森林浴(森林散策)」という地域の里山を活用した取組を検討してはどうか。
- 遊歩道の木材チップや草木名札等、子どもたちが身近なところで、森林の果たす役割等を学習する環境が必要。
- 森林環境学習の場として、各地の生活環境保全林等を再整備すべき。
応募意見一覧及び県の対応
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