会津地区の巨木を紹介します
福島県が平成28・29年度に行った巨木調査の結果を公開しています。
ふくしまの巨人たち (会津地区)
高瀬の大ケヤキ 会津若松市
上杉景勝が築城した神指神社の南東隅にありこの頃から既に大木あったと伝えられている。 ■樹 種 ケヤキ ■樹 高 24.0m ■幹周り 12.5m ■樹 齢 1000年 ◇国指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津若松市神指町 (森まっぷで表示) |
小谷のイチョウ 会津若松市
■樹 種 イチョウ ■樹 高 22.0m ■幹周り 9.51m ■樹 齢 530年 ◇県指定緑の文化財 所在/会津若松市大戸町 (森まっぷで表示) |
赤井の大イチョウ 会津若松市
芦名直盛の弟田中六郎左ェ門が生活していた当時の庭木でると伝えられている。 ■樹 種 イチョウ ■樹 高 28.0m ■幹周り 9.62m ■樹 齢 830年 ◇市指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津若松市湊町 (森まっぷで表示) |
杓ヶ入のメグスリノキ 喜多方市
■樹 種 メグスリノキ ■樹 高 20.0m ■幹周り 4.3m ■樹 齢 330年 ◇市指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/喜多方市塩川町 (森まっぷで表示) |
熊野神社の森(イチョウ) 喜多方市
この大イチョウは神社創設の際植えられたものと口伝されている。 ■樹 種 イチョウ ■樹 高 26.0m ■幹周り 7.86m ■樹 齢 810年 ◇市指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/喜多方市慶徳町 (森まっぷで表示) |
熊野神社の森(スギ) 喜多方市
■樹 種 スギ ■樹 高 25.0m ■幹周り 3.1m ■樹 齢 230年 ◇市指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/喜多方市慶徳町 (森まっぷで表示) |
大山祇神社参道のスギ並木 西会津町
■樹 種 スギ ■樹 高 37.0m ■幹周り 3.7m ■樹 齢 380年 ◇県指定緑の文化財 所在/西会津町野沢 (森まっぷで表示) |
如法寺のコウヤマキ 西会津町
■樹 種 コウヤマキ ■樹 高 31.0m ■幹周り 5.0m ■樹 齢 1200年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/西会津町野沢 (森まっぷで表示) |
百目貫の大イチョウ 猪苗代町
その昔摂津の川原田泉というところから、東光寺の観音像を背負ってきたときの杖を挿して「逆さ公孫樹」とも伝えられている。 ■樹 種 イチョウ ■樹 高 20.0m ■幹周り 5.35m ■樹 齢 430年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字磐里 (森まっぷで表示) |
天徳寺のイチイ 猪苗代町
天徳寺は建長年、栄海僧正によって開かれた天正年間廃寺とかしたのを慶長年間、白木城に再興。当時からこの一位はあった。寺は、磐梯山爆裂の危険から現在地に移転。一位の精が和尚の枕元にたち、寺と共に立ちたいとのことで当地に移植され現在に至っている。 ■樹 種 イチイ ■樹 高 5.0m ■株立ち 6.76m ■樹 齢 800年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字蚕養 (森まっぷで表示) |
磐椅神社の鳥居スギ 猪苗代町
猪苗代城主、三浦経連が磐椅神社を土田堤南から遷座した際「鳥居の杉」として植栽した。西側の杉は枯死、生存する東側の杉は、現在樹幹の中部に桜が寄生し「えんむすびの桜」として信仰の対象となっている。 ■樹 種 スギ ■樹 高 21.0m ■幹周り 6.92m ■樹 齢 820年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町字西峰 (森まっぷで表示) |
大原観音のマツ 猪苗代町
土地境争議に勝訴したお礼に植えられてといわれている。 ■樹 種 アカマツ ■樹 高 24.0m ■幹周り 4.52m ■樹 齢 300年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字若宮 (森まっぷで表示) |
白津のからかさマツ 猪苗代町
八手山城主三浦経連重臣の邸内にあったのをこの地に植えかえたとされる。 ■樹 種 アカマツ ■樹 高 18.0m ■幹周り 3.94m ■樹 齢 450年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字八幡 (森まっぷで表示) |
達沢の原生林(コナラ) 猪苗代町
この原生林は切ってはならない「神の木」との言い伝えがある。 ■樹 種 コナラ ■樹 高 33.0m ■幹周り 5.35m ■樹 齢 200年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字蚕養 (森まっぷで表示) |
達沢の原生林(トチノキ) 猪苗代町
この原生林は切ってはならない「神の木」との言い伝えがある。 ■樹 種 トチノキ ■樹 高 23.0m ■幹周り 2.64m ■樹 齢 150年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字蚕養 (森まっぷで表示) |
達沢の原生林(ヤマモミジ) 猪苗代町
この原生林は切ってはならない「神の木」との言い伝えがある。 ■樹 種 ヤマモミジ ■樹 高 26.0m ■幹周り 2.54m ■樹 齢 150年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字蚕養 (森まっぷで表示) |
達沢の原生林(ヤマザクラ) 猪苗代町
この原生林は切ってはならない「神の木」との言い伝えがある。 ■樹 種 ヤマザクラ ■樹 高 18.0m ■幹周り 3.31m ■樹 齢 150年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字蚕養 (森まっぷで表示) |
八幡神社の二本スギ 猪苗代町
■樹 種 スギ ■樹 高 38.0m ■幹周り 6.2m ■樹 齢 600年 ◇県指定緑の文化財 所在/猪苗代町大字八幡 (森まっぷで表示) |
杉薬王寺の糸ザクラ 会津坂下町
新編会津風土記によれば天正年中(1573~1590)に植えられて2株のうちの1株。会津五桜の一つ。 ■樹 種 エドヒガン ■樹 高 7.0m ■幹周り 3.13m ■樹 齢 230年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津坂下町大字船形 (森まっぷで表示) |
天津クリ津田1号 会津坂下町
農学博士の津田仙氏が明治20年に中国から天津栗の苗木を2本持ち帰ってうちの1本。 ■樹 種 クリ ■樹 高 25.0 m ■幹周り 4.85m ■樹 齢 130 年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津坂下町大字牛川 (森まっぷで表示) |
曾孫松(天屋の束松群) 会津坂下町
束松群は旧越後街道沿いにある。枝が箒を束ねたように分岐した樹姿であるためこの名がある。 ■樹 種 アカマツ ■樹 高 9.0m ■株立ち 2.93m ■樹 齢 150年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津坂下町大字束松 (森まっぷで表示) |
岩坂のトチノキ 柳津町
■樹 種 トチノキ ■樹 高 33.0m ■幹周り 3.65m ■樹 齢 250年 ◇県指定緑の文化財 所在/柳津町大字柳津 (森まっぷで表示) |
柳津の種まきザクラ 柳津町
虚空蔵菩薩を深く信心した猪俣吉種という領主と思われる人物の墓地内のサクラ。 ■樹 種 エドヒガンザクラ ■樹 高 11.0m ■幹周り 8.45m ■樹 齢 430年 ◇県指定緑の文化財 所在/柳津町大字細八 (森まっぷで表示) |
大石田のオナカナシ 三島町
かつて大石田地区の人々は山仕事の一服にこの木の下に腰をおろし、落ちている実を食べた。「この木は誰のものでのない、みんなで仲良く食べようなあ」という意味で「おなかナシ」と呼ぶようになったと言われている。 ■樹 種 ヤマナシ ■樹 高 14.0m ■幹周り 5.23m ■樹 齢 840年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/三島町大字大石田 (森まっぷで表示) |
大塩の老杉 金山町
室町時代の末までにこの杉の木が生育しており、根元の腐朽の洞穴に諏訪大明神の石祠が安置されていた。以来幾百星霜樹木の生長と共に洞穴は喩閉し、石祠を包み込んだという伝説がある。 ■樹 種 スギ ■樹 高 32.0m ■幹周り 5.92m ■樹 齢 530年 ◇町指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/金山町大字大塩 (森まっぷで表示) |
米沢の千歳ザクラ 会津美里町
文永10年(1273年)富塚伊賀守盛勝公が千歳という女性のみまかりたるを悲しみ、供養してこの桜を植えたと言われている。 ■樹 種 ベニヒガンザクラ ■樹 高 8.0m ■幹周り 6.07m ■樹 齢 630年 ◇県指定天然記念物 ◇県指定緑の文化財 所在/会津美里町大字米田 (森まっぷで表示) |