令和5年度森林自己学習支援事業
森林自己学習支援事業とは
県民一人一人が参画する森林づくりを進めるため、新たに社会の担い手となる直前の20歳前後の青年を対象に、ふくしまの森林に対する関心と理解の拡大に向け、県内の大学等におけるサークル活動など、グループによる森林に関する自己学習を推進するため、補助金を交付するものです。
令和5年度活動団体の取組
令和5年度は7団体が活動しました。
森を感じ、木を感じるものづくりプロジェクト【福島県立テクノアカデミー浜】
森林・林業の実態を調査する。ここで林業従事者、製材業者の方から現状を学び、これまでの利用者という一方的な関わりではなく、木の生い立ちを知ることにより木への愛情を深め、今後の木工製品製作に生かしていく。近年、再生可能エネルギー資源として注目されているバイオマス燃料の利活用や建築資材に欠かせない合板の生産について工場見学を実施し、生産方法について理解する。また、その内容について情報発信する。
会津大学短期大学部食物栄養学科
福島県独自のきのこであるふくふくしめじを活用したイタリア料理のレシピ考案を行う。活動及び考案したメニュー等は大学のホームページで発表し、情報発信する。
ナチュラルライフスタイル部 こおりやま開成の杜 復活プロジェクト【郡山女子大学】
環境の杜の環境調査(放射線、植物、昆虫、生物)において得られた知見に基づき、間伐材利用による玩具の制作及び自然観察会を実施し、ホームページ等を利用して広く積極的に情報発信する。
人と木をつなぐプロジェクト【郡山女子大学】
家具(スツール)や日用品の製作を通して木の特性や木材加工について学ぶとともに、木造在来工法の伝統的技術や自然を生かしたエクステリアの計画を学び、福島県地域における木材利用の持続可能性と自然の共生について考える。地域の人々へ福島県の森林状況や木の魅力、ものづくりの楽しさを伝えることで、人と木をつなぐ活動に繋げる。
伝統的技術を学び森林の恵みを知るプロジェクト【桜の聖母短期大学】
森林の恵みでもある様々な木材産業等の中から、伝統的技術を要する「紙漉き」「編み細工」「桐工芸品」において、森林資源がどのように活用されているのかを学習する。工芸品の制作過程や廃材活用の取組を現地で調査し、その体験を踏まえ、若者や都市部の人々に森林に関心をもつきっかけとなる情報発信を行う。
Back to the Natureプロジェクト【桜の聖母短期大学】
東北地方における好事例として、栗駒山麓ジオパークの豊かな森林と川がどのように関係し、影響を与えるかを学び、自然の循環と相互作用について理解を深め、その情報について発信する。
林ゼミナール【福島大学】
福島県中通り(福島市、本宮市、川俣町)の森林・里山・竹林資源の活用・学習を行い、地域の人々と交流、情報発信を行う。
令和5年度「森林自己学習支援事業」の募集のお知らせ ※募集は終了しました。
森林づくり活動を行う大学生グループ等を募集します。
先着順で選考受付し、枠が埋まり次第、募集は終了となりますので予めご了承願います。
●趣 旨
県民一人一人が参画する森林づくりを進めるため、新たに社会の担い手となる直前の20歳前後の青年を対象に、ふくしまの森林に対する関心と理解の拡大に向け、県内の大学等におけるサークル活動など、グループによる森林に関する自己学習を推進するため、補助金を交付するものです。
●募集の内容
1 応募資格
応募できる団体は、大学生等が組織する団体で、次の要件をすべて満たす必要があります。
(1)森林や林業に対する関心を広げるための活動を行うこと。
(2)森林・林業の情報発信の検討や実践を行うこと。
(3)構成員が3人以上おり、自主的活動を行うこと。
2 対象活動・プログラム
補助の対象となる活動は次のとおりです。
(1)森林・林業・木材産業等に関する学習(研究)、及び地域貢献活動
(2)森林・林業・木材産業等に対する若者等の関心を広げる活動
(3)森林・林業・木材産業等に関する情報発信の検討及び実践
過去の取組状況は、下記ホームページから参照できます。
3 採択件数・補助金額・期間
(1)採択件数は2件となります。 (※枠が埋まり次第、募集は終了します。)
(2)補助金額は、1団体当たり30万円を上限とし、予算の範囲内で決定します。
(3)事業実施期間は、原則として交付決定の日から令和6年3月15日(金曜日)までとします。
4 補助対象経費
補助対象となる経費は、次のとおりとします。
- 報償費 現地関係者、ワークショップ等講師、指導者等の謝金
- 旅費 現地調査、打合せ、地域貢献活動に必要な旅費
- 需用費 消耗品費、資機材費、燃料費、印刷製本費、光熱水費
- 役務費 通信運搬費、手数料、翻訳料、損害保険料等
- 委託料 資料作成、広告等の委託料
- 使用料及び賃借料 会議室、貨客兼用自動車、事業用機械器具等の借料及び損料
※成果報告会への参加に係る経費(1団体あたり2名以上、郡山への旅費)を補助金額に含めて応募してください。
5 募集の期間及び応募方法
(1)募集期間
令和5年6月1日(木曜日)から令和5年7月31日(月曜日)
・申請しようとする団体は、必ず県(森林計画課)に対して事前に相談をお願いします。
・ご相談・お問い合わせは募集期間にかかわらずお受けしますのでお気軽にご連絡ください。
(2)応募方法
応募書類を応募先までメール、郵送または直接提出してください。
(3)応募先
福島県農林水産部 森林計画課
電話:024-521-7425 Fax:024-521-7543
メール:shinrinkeikaku@pref.fukushima.lg.jp
〒960-8670 福島市杉妻町2番16号(県庁西庁舎内8階)
(4)応募書類
応募を希望される場合は、次の(1)~(4)の応募書類のすべてを提出してください。
名称 | 様式(PDF) | 様式(WORD) | 記載例 |
---|---|---|---|
(1)森林自己学習活動実施計画書 | [PDFファイル/135KB] | [Wordファイル/27KB] | [PDFファイル/179KB] |
(2)森林自己学習支援事業実施計画 | [PDFファイル/97KB] | [Wordファイル/20KB] | [PDFファイル/115KB] |
(3)森林自己学習支援事業実施計画承認申請書 | [PDFファイル/66KB] | [Wordファイル/17KB] | [PDFファイル/72KB] |
(4)その他添付資料(任意様式) 事業費算出の根拠となる資料(見積書、料金表等)(参考様式)年間執行計画 [Excelファイル/25KB] |
(5)その他
・応募いただいた資料は返却いたしません。あらかじめご了承ください。
6 補助事業者の選定及び通知
先着順で受け付けし、選考します。
(交付決定予定:応募書類が届いてから2週間程度)
選定結果については、書面にてお知らせしますが、審査の内容や経過等に関するお問い合わせには、お答えできませんので、あらかじめ御了承願います。
補助金交付決定後に事業内容を変更する場合は、事前に御相談いただくとともに、変更承認申請が必要になります。
詳しくは以下をご覧ください。