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更新日:2018年1月25日更新
時間経過による汚染状況の変化
汚染の状況は時間の経過とともに、放射性物質の物理的減衰による放射線量の減少や降雨等の自然要因や清掃等の人的要因による放射性物質の移動により、局所的な汚染に変化しています。
汚染状況の変化に応じ、除染を実施しています。
※赤色の範囲と濃淡は汚染状況の変化を表しています。 |
面的除染について
原発事故当時は全面的に放射性物質に汚染されていた地域もあり、汚染状況を確認し、必要な作業や方法を決定した後、きめ細かい除染等の措置を実施してきました。
建築物の除染の基本的な流れ
除染作業は高所から低所へ行います。
汚染状況を確認し、必要に応じて1~6の作業を実施します。
※市町村除染地域において、現在面的除染はほとんど行われていません。 |
局所除染について
原発事故から時間が経過し、放射性物質による汚染の影響は時間の経過とともに減少しています。
また、降雨や風等の自然要因によっても汚染状況は変化しており、現在は雨樋下や軒下、雨水枡等の局所的な汚染に限られています。
事前調査により、局所的な汚染が存在していないか確認し、除染作業の必要がなければここで終了します。
対象となる家屋の局所除染のイメージ |
【参考】汚染状況の可視化の例(ガンマカメラ撮影による空間線量率の分布)
軒下の例 | 木の根元の例 |
調査にて終了について
事前調査を実施した上で、放射性物質による影響が十分に低いことが確認された場合、除染作業は実施しません。
対象となる家屋の調査にて終了のイメージ |