福島県復興計画(第3次)
福島県復興計画は、東日本大震災や東京電力福島第一原子力発電所事故、風評等からの復興に向けて、必要となる取組を総合的に示す計画です。
復興計画(第2次)策定以降、避難指示区域の再編、一部市町村の避難指示の解除、「原子力災害からの福島復興に向けて」の改訂、浜通りの生活・産業基盤の復興に向け、ロボット産業や再生可能エネルギーなどの新産業の集積を進める「イノベーション・コースト構想」の具体化、避難地域の30~40年後の姿を見据え、2020年に向けた具体的な課題と取組を盛り込んだ「福島12市町村の将来像に関する有識者会議提言」など、本県の復興を取り巻く情勢が大きく動いており、これらに対応した取組の追加・変更が必要となりました。
このため、有識者、公募により選出された県民、県内各団体の代表者等で構成する「福島県総合計画審議会総合計画進行管理・復興計画見直し部会」、パブリック・コメントによる県民の意見、さらには市町村等の意見を踏まえ、平成27年12月25日に「福島県復興計画(第3次)」を策定しました。
1 復興計画(第2次)からの主な変更点について
いまだ多くの県民が避難を続けている避難地域及び浜通り地域の復興の加速化、ロボット産業やエネルギー産業等の新産業の集積、さらには、福島県風評・風化対策強化戦略などによる、農林水産業や観光業等、様々な分野において根強く残る風評の影響を払拭するための取組や時間の経過とともに進む風化の防止に向けた取組などを新たに追加するとともに、復興計画(第2次)の重点プロジェクトに新規追加・統合等を行い、10の重点プロジェクトとして再編しました。
2 復興計画(第3次)の内容
○ 福島県復興計画(第3次)【概要版】 [PDFファイル/2.32MB]
○ 福島県復興計画(第3次) [PDFファイル/18.72MB]
※ファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。
3 復興計画(第3次)別冊
福島県復興計画で掲げる重点プロジェクトとその取組について、具体的に推進する主要な事業等を年度ごとに「福島県復興計画別冊」としてまとめ、公表しています。
4 進捗の状況
福島県復興計画で掲げる重点プロジェクトとその取組について、その進捗の状況や課題・方向性に関する検証を年度ごとに行い、福島県総合計画審議会による評価や社会経済状況の変化等を踏まえて、適切な進行管理を実施しています。