印刷用ページ表示
更新日:2023年5月25日更新
令和元年台風19号及び豪雨災害に伴う環境放射能モニタリング結果
台風19号及び令和元年10月25日の豪雨に伴う大規模な浸水被害のあった地域において、令和元年10月23日から令和元年11月25日までに、空間線量率の測定、河川の氾濫に伴い流入した泥土の放射能濃度の測定及び大気浮遊じんの放射能濃度の測定を実施しました。
調査結果の概要
- 空間線量率の測定は、13地点で各地点2回実施しました。測定値は、0.08~0.17μSv/hであり、台風19号通過前(令和元年9月)の県内7方部の空間放射線量率(0.03~0.15μSv/h)と同程度でした。
- 泥土の測定は、10地点で各地点2回実施しました。結果は、放射性セシウム(Cs134+Cs137) の濃度が25~3,960Bq/kg(乾)であり、平成30年度に県が採取した県内7方部の土壌の測定結果(130~2,600Bq/kg(乾))と同程度でした。
- 大気浮遊じんの測定は、13地点で各地点2回実施しました。結果は、Cs134+Cs137 の濃度がND~0.99mBq/m3でした。最大値である0.99mBq/m3の濃度の空気を1年間吸い続けたと仮定した場合の内部被ばく線量は0.00038mSvと計算され、この値は年間追加被ばく線量1mSvの約2,600分の1となります。
公表資料
・走行サーベイによる空間線量率測定結果 [PDFファイル/12.09MB]
・令和元年台風19号に伴う環境放射能モニタリング結果について(最終報) [PDFファイル/1.22MB]
・令和元年台風19号に伴う環境放射能モニタリング結果について(第3報) [PDFファイル/258KB]