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読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」 平成25年度被災者支援等活動内容

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印刷用ページ表示 更新日:2015年1月29日更新

実施団体概要

団体名:読み聞かせボランティア交流会「ヒッポ」

所在地:東京都大田区南馬込1-29-8

Tel/Fax:03-3775-1861(Fax同じ)

E-mail:hipohipo_land@yahoo.co.jp

URL:交流会ヒッポ(外部リンク)

活動地域

東京都

活動分野

子どもの健全育成

事業名

絵本でつなぐ福島子育てネットワーク再生事業IN東京

事業目的・課題・背景

都内に避難されている避難者の多くの方々は、福島から避難していることを知られることを懸念し、悩みを抱え生活していること、また、福島へ帰還しても親子で引きこもり状態になっている方々がいることも見聞きした。このような現状を都民は把握、理解しているとは言い難く、これらの地域の課題を解消し、継続した支援を行うために、常設のサロンを開設し、その特徴は絵本に特化して避難者が構えずに参加できるフラットな場を提供する。また、福島へ帰還した際の避難していたことの罪悪感の緩和・心のケアのために、今後の生きがいづくり・地域貢献、子どもの健全育成を目標に、絵本の読み聞かせ講座を開催する。

主な活動実績

大田区、Luz大森3階イベントスペースにて、常設絵本サロン「つながるこそだてえほんの広場」を開設、運営。

Luz大森3階イベントスペースの絵本サロン内の様子

毎月曜日定休11時から5時オープン。
他団体とのコラボイベントも随時開催。福島ママの手作り品販売あり。

江東区、THE SOHOビル1128号室にて、常設絵本サロン「つながるこそだてえほんの広場」を開設、運営。

THE SOHOビルの絵本サロン内の様子

毎日曜日1時から5時、毎月曜日10時から1時オープン.。福島の物産販売あり。

絵本の読み聞かせ講座(お話会)開催。

絵本の読み聞かせを行っている様子

自身の生きがい、やりがい作りのために、また子どもたちの健全育成のために、絵本の読み聞かせ講座を随時開催。
つながるこそだてえほんサロン、洗足区民センター、だんだんフェローシップにて。

絵本作家村上康成氏ワークショップ「絵本作家村上康成さんと原寸大のクジラを描こう!」開催。

色とりどりの絵が描かれた画用紙を並べて作られたクジラ

15メートルのクジラの身体には無数の傷があるが、それでも逞しく生きている。参加者全員でクジラの身体の傷を描きながら命の尊さ、逞しさを感じるワークショップ。明治安田生命ビルにて85名参加。

子ども情報冊子発行(16000部12月発行)

子ども情報冊子の表紙画像

福島支援事業紹介、子育て支援情報、おすすめ絵本紹介等。
大田区内59小学校配布、ヒッポサポーター施設設置。

事業の成果

人材育成

えほんサロン開設、運営にあたり、スタッフ研修を十分に行った結果、サロンでの接遇も好評で、お客様ノートにも継続希望のご意見ご感想を多くいただいた。
読み聞かせ講座開催に向けて、準備期間中に資格を取得、専門学校に通学するなど、これまでの経験を持ちながら、さらに専門知識を身に付けることで、講師として存分に力を発揮できた。

ネットワーク形成

この事業を実施していくなかで、多くの団体、個人とつながり、今後の当団体の事業展開が大きく広がる可能性を感じた。
特に、福島を支援する他団体との交流、連携は当団体にとって貴重な財産といえる。当団体だけでは運営できない事業内容も他団体との連携、協力を得ることで事業を実施、目的を達成することができた。


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