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認定特定非営利活動法人フローレンス 平成25年度被災者支援等活動内容

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印刷用ページ表示 更新日:2015年1月29日更新

実施団体概要

団体名:認定特定非営利活動法人フローレンス

所在地:福島県郡山市長者1-1-56 ザ・モール郡山2階

Tel/Fax:024-933-5716

E-mail:indoorpark-info@florence.or.jp

URL:ふくしまインドアパーク(外部リンク)

活動地域

南相馬市

活動分野

子どもの健全育成

事業名

放射能の影響で、外で遊べない子どもたちのための屋内公園
「ふくしまインドアパーク南相馬園」

事業目的・課題・背景

東日本大震災に関連した原発事故による放射能の不安で、福島の子どもたちが外で安心して遊べる機会が減っています。子どもにとって遊びは、心身の成長だけでなく、コミュニケーション能力を養う重要なものです。ごっこ遊びで創造力を培い、友達と遊ぶことでコミュニケーション能力の基礎を学んでいきます。遊びは子どもにとって、欠かすことのできない心の栄養といえます。放射能問題が長引くことが想定される中で、安心して体を動かして遊べる環境を用意しなければ、乳幼児の心身の発育に影響が出てしまう状況です。実際に南相馬市のお子様をもつ保護者の方々にヒアリングを行った際も、「子どもは外で遊びたい、親としても思う存分遊ばせてあげたいけれど、放射能の影響でそれができないことが苦痛」や「放射能を恐れて体を動かすのを避けると、体の弱い子供になってしまう。思いっきり遊ばせて体を強くさせたい」と切実な現状を聞くことができました。こうしたことから、住民と共に平成24年8月14日にふくしまインドアパーク南相馬園をオープンすることができました。ふくしまインドアパークで元気に体を動かして遊んだ子ども達が健やかに成長し、新しい福島を創る存在になっていくことが最終的な目的です。

主な活動実績

ダンス教室で踊る子どもたちの写真

平成25年7月から12月まで、毎週月曜日に開催したダンス教室です。最初は、音楽にびっくりしたり、上手く踊れなかったお子さんも回数を重ねることで踊りを覚え、親御さんに披露するほどになりました。お子さんが楽しみにしていたイベントのひとつです。

マスコットキャラクターと記念撮影

南相馬市ふるさと回帰支援センターのマスコットキャラクター「のまたん」とのふれあいイベントを不定期に開催しました。開催に際しては、地元南相馬市の高校生がボランティアとして参加し、きぐるみを着たり、誘導したりと積極的に参加してくれました。

クリスマスイベントでの記念写真

平成24年に引き続き、25年のクリスマスも地元の3団体と共同でクリスマスイベントを開催しました。クリスマスソングを歌ったり、「ハッピードール」の制作をしたり、そしてゲームをしたりして、みんなの思い出に残る素敵な時間を過ごしました。

事業の成果

人材育成

日々の業務の中で来園される親御さんに対しての積極的な働きかけを行うこと、そしてパークでイベント開催やボランティアとして活動したい個人や他団体と協力し、よりよい活動ができるよう、取りまとめや支援活動を行うことで、現場スタッフのファシリテーション能力が向上しました。

ネットワーク形成

インドアパークを通して、来園する親御さんやお子さん同士に繋がりが生まれました。そして、来園者とイベント開催やボランティアとして活動する地元・他府県の個人(高校生や大学生を含む)・団体が交流を持つことができ、繋がる場として効果的に機能することが出来ました。


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