■日時 平成31年1月7日(月)10:00~10:05
■会場 応接室
【質問事項】
1 全国高校サッカー選手権での尚志高校の活躍について
2 東京電力ホールディングス(株)社長の表敬訪問について
3 児童相談所への県警職員の出向について
【質問事項】
【記者】
サッカーの話題ですが、尚志高校がベスト4入りを果たし、7年ぶりの快挙となりました。今年はJヴィレッジの本格的な再開もありますが、知事の受け止めをお伺いします。
【知事】
尚志高校ベスト4進出、本当におめでとうございます。7年ぶり2度目のベスト4進出となりました。5日の準々決勝の帝京長岡戦では、前半、二瓶選手のスルーパスに、染野選手が合わせて見事にゴールを獲得されました。その後、ディフェンス陣が体を張って無失点に抑え、1-0で勝利というすばらしい結果になりました。今度はいよいよ準決勝に臨むことになります。それまで1週間ありますので、コンディションを整え、Jヴィレッジで更に英気を養って、選手たちが大活躍されることを期待しております。
また、こうした選手の活躍において、Jヴィレッジでの練習が非常に彼らの力になっているという話を伺い、うれしく思いますし、Jヴィレッジの再生やこういった尚志高校の活躍が、福島の復興を一層元気づけ、勇気づけてくれると感じております。
【記者】
明日、東京電力の社長がお見えになります。今年初めての表敬訪問ですが、1Fと2Fのそれぞれの廃炉について、知事は東京電力にどのように要請されるのかお伺いします。
【知事】
明日、東京電力の社長が県庁を訪問されます。その際、まず福島第一原発の廃炉対策については、安全かつ着実に実行することを話したいと思います。昨年末、私も第一原発の視察を行いました。7年余の期間に、現場の皆さんが懸命に取り組み、廃炉対策は間違いなく前に進んでいます。一方で、福島第一原発は、かつてない事故に見舞われた原発であるが故に、今後、長期間にわたり、難しい作業に取り組まなければならないという実態を目の当たりにしてまいりました。こういった特殊な事情を抱える第一原発の廃炉対策であるからこそ、安全かつ確実にこの業務を遂行して欲しいということをまずお話したいと思います。
そして、福島第二原発についてです。昨年、廃炉方針が社長から表明されました。改めて私から県民の全基廃炉に対する思いをお伝えし、その上で、第二原発の廃炉を正式に決定するよう話したいと考えております。
【記者】
4日に、県警本部長が、来年度から児童相談所に県警職員を出向させると発表されました。児童虐待の件数が増加する中で、警察官が児相に入ることにより期待される効果について、県はどのように把握されているかお伺いします。
【知事】
児童虐待を巡る問題は、福島県のみならず全国的にも大きな課題となっております。児童相談所は、かねてから懸命に様々な情報を伺いながら、それぞれの御家庭に丁寧に接しているところです。ただ、時代の変化に伴って、そういった児童相談所の取組や努力だけでは難しい部分があるという現実もございます。そういう中で今般、警察本部において、そういった職員派遣を行うことによって、児童相談所とより密に連携を図ることができることとなります。これにより児童虐待等の早期発見や初期対応、その後の対応も含めて、子どもたちの安全・安心のために、また御家庭のためになる取組をより総合的に図れるものと期待しています。
(終了)
【問合せ先】
1 全国高校サッカー選手権での尚志高校の活躍について
⇒ 教育庁健康教育課 電話024-521-7777
2 東京電力ホールディングス(株)社長の表敬訪問について
⇒ 企画調整部エネルギー課 電話024-521-7116
3 児童相談所への県警職員の出向について
⇒ (児童相談所に関すること)
保健福祉部児童家庭課 電話024-521-7308