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令和5年度 知事コメント

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年3月29日更新

 福島県に関する重要な出来事について、知事からのコメントを掲載しています。

令和5年度

「原発事故による警戒区域等からの避難者に対する高速道路の無料措置」の期間延長に対する知事コメント(令和6年3月8日)

 警戒区域等からの避難者に対する高速道路無料措置が延長されたことは、県及び市町村のこれまでの要望や被災地の実情を踏まえ対応していただいたものであり、関係省庁の皆さんに感謝申し上げます。

 県といたしましては、今後とも、避難者の皆さんの生活再建やふるさとへの帰還に結び付くよう、必要な支援を続けてまいります。

東日本大震災復興構想会議の議長などを務められた五百旗頭真氏の訃報に対する知事コメント(令和6年3月7日)

 五百旗頭真先生の突然の訃報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。

 五百旗頭先生は、阪神・淡路大震災を経験され、大規模災害からの復興が極めて困難であることを身を持って実感されている方でした。

 そうした御経験を踏まえ、震災と原発事故の直後から、東日本大震災復興構想会議の議長として、現場主義の下、福島に直接足を運ばれ、被災地の現状を御覧いただくとともに、この甚大な災害を乗り越えるため、自分に出来ることはないかとの思いで、強いリーダーシップを発揮され、創造的復興に向けた提言を取りまとめいただきました。

 また、その後も、東日本大震災復興推進委員会の初代委員長として、従来の枠にとらわれない様々な政策を提言され、福島、岩手、宮城を始めとした被災県の復興の礎を築いていただきました。
その後、五百旗頭先生 と再 会 した際に「ずっと長くやっていて大変だね、体に気をつけて頑張ってね」と、私の体を気づかってくださったことが、今も強く印象に残っています。

 五百旗頭先生が、私たち福島県民に向けて発せられた「福島頑張れ」「東北の
被災地頑張れ」という温かい励ましの言葉を胸に、これからも挑戦を続けてまいります。

 五百旗頭先生には、これからも福島県が復興していく姿を見届けていただきたかっただけに、本当に残念でなりません。県民を代表して深く感謝申し上げますとともに、心から哀悼の意を表します。

第96回選抜高等学校野球大会学法石川高等学校野球部の出場における知事コメント(令和6年1月26日)

 33年振り、4回目となる選抜高等学校野球大会への出場、おめでとうございます。
 憧れの甲子園球場では、東北代表としての誇りを持ち、共に技術を高め、絆を深め合ってきた仲間や真剣勝負でぶつかり競い合ってきた他校のライバル、そして、支えてくれた方々への感謝の思いを胸に、これまでの練習の成果を存
分に発揮し、活躍されることを心から期待しております。
 頑張れ、学法石川高校ナイン!

知事コメント(第77回全日本総合バドミントン選手権大会における富岡高校・ふたば未来学園高校出身選手優勝)(令和5年12月30日)

 第77回全日本総合バドミントン選手権大会、男子シングルスにおいて2年連続6回目の優勝を果たされた桃田賢斗選手、女子シングルスにおいて初優勝を果たされた杉山薫選手、男子ダブルスにおいて初優勝を果たされた齋藤太一選手、誠におめでとうございます。
 国内最高峰となる本大会において、富岡高校・ふたば未来学園高校出身の選手が数々の熱戦を制して頂点に立たれたことは、復興に向けて挑戦を続ける私たち福島県民に大きな勇気と感動を届けてくれました。
 今後も不屈の「富岡魂」を胸に活躍されることを心から願っております。

令和6年度政府予算案等閣議決定に関する知事コメント(令和5年12月22日)

 令和6年度政府予算への対策については、6月の政府要望や8月の福島復興再生協議会、先月の緊急要望など、あらゆる機会を捉えて、国に対し、本県の実情を丁寧に説明してまいりました。
 その結果、本日閣議決定された国の予算案では、特定帰還居住区域での除染に要する経費を始め、ALPS処理水の海洋放出に伴う風評対策や地域産業の再生、福島国際研究教育機構(F-REI)に関連する事業を含めた福島イノベーション・コースト構想の推進に要する経費のほか、復旧・復興事業の財源として震災復興特別交付税が計上されるなど、本県の要望を踏まえた内容であると受け止めております。
 これらは、岸田総理大臣を始めとする関係の方々が、本県の訴えにしっかりと対応していただいた結果であると認識しております。
 第2期復興・創生期間の後半となる令和6年度は、更なる復興の推進に向け、極めて重要な年となります。引き続き本県の復興と地方創生を着実に前へと進められるよう、全力を尽くしてまいります。

4閣僚の交代に対する知事コメント(令和5年12月14日)

 福島県は、東日本大震災と原発事故という未曾有の複合災害からの復興途上にある。
加えて、度重なる自然災害からの復旧や急激な人口減少など、多くの困難な課題を抱え
ている。
 特に、ALPS処理水については、今年度中に4回目の海洋放出が計画されているな
ど、引き続き、万全の対策を講じていかなければならない。
 こうした福島の復興にとって大事な時期に、重要な役割を担う閣僚の皆さんが辞任したこと、また、政治資金を巡る問題により、県民を始め国民の政治に対する信頼を損ねたことは極めて残念である。
 本県の復興は、長期間にわたることから、国においては、今般の交代によって復興に遅れや停滞などが生じることのないよう、適切に対応するとともに、新たに就任された閣僚の皆さんにおかれては、様々な機会 を捉え、幾度 も現場に足を運んでいたき、県民の思いを受け止めながら、福島の復興・創生 を一日も早く成し遂げることができるよう、 全力で取り組んで いただきたい。

第20回福島県議会議員選挙の結果に関する知事コメント(令和5年11月12日)

 このたびの福島県議会議員選挙において、当選の栄誉に浴されました58名の皆さんに対して、心から祝意を表します。
 震災と原発事故から12年8か月が経過する中、福島県は、未曽有の複合災害からの復興・再生、廃炉と汚染水・処理水対策を始め、急激に進む人口減少、度重なる自然災害への対応など、いまだ多くの困難な課題を抱えています。こうした逆境に屈することなく、県民の皆さんお一人お一人
が復興を実感し、未来に夢や希望を持って いただけるよう、県議会の皆さんと共に、全力で挑戦を続けてまいります。
 晴れて当選された皆さんにおかれましては、福島県の復興はもとより、県民福祉の向上と本県の更なる発展のため、県民の皆さんからの負託に応え、大いに活躍されますことを心から期待いたします。

Jヴィレッジの名付け親ボビー・チャールトン氏の訃報に対する知事コメント(令和5年10月24日)

 サッカー元イングランド代表の名選手であり、Jヴィレッジの名付け親でもある、ボビー・チャールトンさんの訃報に接し、大変残念でなりません。
 ボビーさんにおかれては、Jヴィレッジの誕生から、原発事故の影響による休止期間を経て再開に至るまで、Jヴィレッジを見守っていただきました。
 平成25年11月、ボビーさんがJヴィレッジを視察された際、原発事故の対応拠点として変わり果てた施設を御覧になり、大変沈痛な表情をされていました。その際、私から「Jヴィレッジを必ず元に戻します」と申し上げたところ、「できるだけのサポートをしたい」とおっしゃっていただいたことが思い出されます。
 その後、復興が進み、平成30年7月にJヴィレッジが一部再開した際には、ボビーさんから福島県民に対する温かいお手紙、メッセージを頂戴しました。そのお手紙には、Jヴィレッジが元の姿を取り戻したことに対する喜び、そして私たち福島県民の復興に向けた努力を讃えて、「フットボールには、あきらめない魂(resilient)が必要です。 福島県の皆さんが示してくれた『あきらめない魂』は、多くの人々に感動を与えるものであり、そのことを誇りに感じていただきたい。私自身、この『Jヴィレッジ』の名付け親と呼ばれることを、最も誇りに感じています」と記されていました。
 ボビーさんには、復活したJヴィレッジを直接御覧いただきたかっただけに、本当に残念でなりません。
 Jヴィレッジ、そして福島県に思いを寄せていただいたボビーさんに、心から哀悼の意を表します。

シンガーソングライターの谷村新司氏の訃報に対する知事コメントについて(令和5年10月16日) 

 谷村新司さんの突然の訃報に接し、驚きと同時に大変残念でなりません。
 谷村さんにおかれましては、「昴」や「サライ」など幅広い世代に長年にわたり愛される名曲を数多く生み出され、多くの県民に元気や感動を届けていただきました。
 また、平成29年には、全国から寄せられた825通の「ふくしまへの想い」を谷村さんにお届けし、ふくしまの今を伝える歌『雲のかなた』を制作していただきました。
「雨の日は 雨に打たれて 風の日は 風に吹かれて それでも雲のかなたは いつも蒼い空」
 福島の子どもたちがこの歌を歌う時、前を向いて「よし頑張ろう」と思ってもらえるような歌にしたい、そう語っておられた谷村さんの笑顔が今も忘れられません。
 谷村さんが、この歌に込めたメッセージを胸に刻み、誰もが笑顔と誇りに満ちあふれた“復興の地ふくしま”の実現に向け、私たちはこれからも全力で挑戦を続けてまいります。
 谷村さんのこれまでの御厚情に対し、県民を代表して深く感謝申し上げますとともに、心から哀悼の意を表します。


「国の令和6年度予算概算要求」に関する知事コメント(令和5年8月31日)

 令和6年度予算の確保に向けては、政府 要望活動や 福島復興再生協議会など あらゆる機会を通じて 、関係閣僚 等 に対し、本県の実情を強く訴えてまいりました。
 その結果、国の概算要求に、ALPS 処理水の処分に係る対応を始め、避難地域の復興・再生、避難者等の生活再建、風評払拭・風化防止対策、福島イノベーション・コースト構想の推進、新エネ社会構想の実現などに関する事業が盛り込まれたほか、今後の政府予算編成において具体的な検討が進められる特定帰還居住区域整備事業が含まれるなど、おおむね本県の要望を踏まえた内容が示されました。
 これは、復興大臣を始めとする関係閣僚、各府省庁が、本県の訴えをしっかりと受け止め、真摯に検討いただいた結果であると認識しております。
 引き続き、必要な財源の確保と柔軟な制度の確立が確実になされ、本県の復興と地方創生を前に進めることができるよう、年末の政府予算案の決定に向け、国との調整に全庁一丸となって取り組んでまいります。

第50回全国醤油品評会の受賞結果に係る知事コメント(令和5年9月28日)

 第50回全国醤油品評会において、合資会社山形屋商店の「ヤマブン別上醤油」が、最高賞である農林水産大臣賞を受賞されました。
 また、今回の品評会において、本県産の醤油は、過去最高となる10品目が入賞し、全国最多となりました。これは、入賞した醤油50品目のうち、実に5分の1を福島勢が占めるという快挙であります。
 受賞された醸造元の皆さんを始め、関係の皆さんの御努力に深く敬意を表しますとともに、県民を代表して心からお祝いを申し上げます。
 この吉報を追い風に、更なる品質の向上に励まれますことを御期待申し上げますとともに、県といたしましても、引き続き、「醸造王国ふくしま」の醤油の魅力を積極的に発信してまいります。

第2次岸田再改造内閣発足に対する知事コメント(令和5年9月13日)

 退任される渡辺復興大臣、西村環境大臣を始め、関係閣僚の皆さんには、この間、本県に寄り添った様々な御支援を頂き、心から感謝を申し上げます。
 震災と原発事故から12年半が経過する中、復興の歩みが着実に進む一方で、復興の進捗に伴い新たな課題も顕在化するなど、福島の復興を成し遂げるためには、今後も長く厳しい戦いが続きます。
 新内閣におかれましては、今月8日に発生した大雨災害からの早期復旧や長引く原油価格・物価高騰への対策など、直面する諸課題への対応はもとより、引き続き、「全閣僚が復興大臣」との認識の下、我が国の最優先課題である東日本大震災と原子力災害からの復興や、急激な人口減少を見据えた地方創生の推進に、全閣僚一丸となって取り組んでいただくことを期待しております。
 特に、先月24日にALPS処理水の海洋放出が開始された中で、西村経済産業大臣が留任されたことは大変心強く、引き続き、漁業を始めとした福島の生業を将来にわたって維持し、次世代につないでいけるよう、その手腕を遺憾なく発揮していただきたいと思います。
 本県復興の要となる土屋復興大臣、西村経済産業大臣、伊藤環境大臣を始め、関係閣僚の皆さんには、様々な機会を捉えて現場に足を運ばれ、県民の思いをしっかりと受け止めながら、福島の復興と地方 創生に 真正面から取り組んでいただくようお願いします。

令和5年9月8日大雨に係る知事コメント(令和5年9月8日)

  19時39分、福島県浜通りに「顕著な大雨に関する気象情報」が発表され、線状降水帯による大雨が降り続いています。
 これまでの雨により、地盤が緩んでいることによる土砂災害や、河川の水位上昇による洪水、都市部でも内水氾濫による浸水の危険が生じています。
 現在、警報が発表されている地域、特にいわき市や浜通りの皆さんには、市町村からの避難情報を確認し、命を守るための行動をお願いします。
 夜間となりますので、避難の際は 安全に注意して、何よりも自ら命を守る行動をとってください。
 避難することが逆に危険となる場合は、建物の高い場所に移動するなど、身の安全を確保してください。
 また、報道各位におかれては、気象情報や避難情報を適時適切に発信していただき、県民の安全確保に御協力くださるようお願いいたします。
 市町村や関係機関の皆さんは、ご自身の身の安全に十分配慮の上、救助活動や情報収集に当たってください。

​村井知事の全国知事会長就任に当たってのコメント(令和5年8月24日)

 村井宮城県知事の全国知事会長就任を心から歓迎いたします。
 村井知事は、私が副知事時代、また知事になってからも、共に苦しみ、悩みながら、未来に向けて復興を進めてきた同志であります。また先日は、「福島の復興に特に力を注ぎたい」と発言されたことを報道で拝見し、大変心強く感じております。
 そんな村井知事だからこそ、全国的に激甚化・頻発化している自然災害等から国民の命や暮らしを守る取組を着実に進めていただけるものと期待しています。
 あわせて、人口減少対策や脱炭素社会の実現など、地方が直面している様々な課題に対しても、持ち前のリーダ-シップと明るいお人柄で全国知事会をしっかりとまとめ、けん引していただけるものと確信しております。

ALPS処理水の海洋放出開始に対する福島県知事コメント(令和5年8月24日)

 本日、東京電力福島第一原子力発電所におけるALPS処理水の海洋放出が開始されました。
 ALPS処理水の取扱いは、長期間にわたる取組が必要であり、安全性の確保が大前提であることから、東京電力においては、「廃炉と汚染水・処理水対策の実施者は東京電力である」という意識を常に持ち、安全や安心が確実に担保される体制を構築するなど、全社を挙げて万全な対策を徹底的に講じるよう求めます。
 また、ALPS処理水の問題は、福島県だけではなく、日本全体の問題であることから、国が前面に立ち、関係省庁がしっかりと連携し、行動計画に基づき政府一丸となって万全な対策を徹底的に講じ、今後数十年の長期にわたろうとも、最後まで全責任を全うしてください。
 県としては、廃炉安全監視協議会や現地駐在等により、海洋放出設備の運転状況や放出するALPS処理水のトリチウム濃度を確認するほか、環境への影響を確認するため、海域モニタリングを強化するなど、安全の確保にしっかりと取り組んでまいります。
 加えて、市町村や関係団体等との連携を密にしながら今後の動向を注視し、引き続き状況の把握に努めるとともに、新たな風評への懸念を払拭するために必要な対策を早急に検討してまいります。

全国中学校体育大会バドミントン競技におけるふたば未来学園中学校の優勝に対する知事コメントについて(令和5年8月21日)

 全国中学校体育大会バドミントン競技における学校対抗での男女ダブル優勝、誠におめでとうございます。
 4年振り2回目となる男女そろっての優勝という快挙は、先輩方が培ってきた不屈の「富岡魂」をしっかりと受け継ぎながら、常に高みを目指し研鑽を重ねてきた結果であり、本当にうれしく思います。
 今回の優勝は、復興に向けて歩みを続ける県民に大きな感動と希望を届けてくれました。皆さんの更なる活躍を心から期待しております。

全国高等学校総合体育大会バドミントン競技におけるふたば未来学園高等学校の優勝に対する知事コメントについて(令和5年8月18日)

 全国高等学校総合体育大会バドミントン競技における男子学校対抗での優勝、誠におめでとうございます。
不屈の「富岡魂」をしっかりと受け継ぎ、2年振り5回目の優勝という栄冠は、皆さんが積み重ねてきた練習と努力の成果であり、本当にうれしく思います。
今回の優勝は、復興に向けて歩みを続ける県民に大きな感動と希望を届けてくれました。皆さんの更なる活躍を心から期待しております。

EU及びEFTA加盟国における日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメントについて(令和5年8月15日)

 本日、農林水産省及び外務省から、スイス及びリヒテンシュタインにおいて、日本産食品に対する輸入規制が撤廃されたとの発表がありました。
 これにより、今月3日にEUと共に規制を撤廃したアイスランド、ノルウェーと合わせて、EFTA加盟4か国全ての規制が撤廃されました。
 EFTA加盟国の規制撤廃は、農林水産省や外務省を始めとする政府機関が一体となって取組を進めていただいた結果であり、これまでの御尽力に心から感謝を申し上げます。
 震災後、55の国・地域で行われていた輸入規制は、EU及びEFTA加盟国の撤廃によって7の国・地域にまで減少することとなりました。特に、欧州各国において輸入規制が撤廃されたことは、本県の風評払拭を強力に後押しするものであり、今後の輸出拡大も含め、その波及効果は非常に大きいものと受け止めております。
 県としては、引き続き、県産農林水産物の安全・安心を確保する取組を進めるとともに、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物の魅力の発信を強化し、更なる輸入規制撤廃に向けて全力で取り組んでまいります。

「新たな福島復興再生基本方針の閣議決定」に関する知事コメント(令和5年7月28日)

 本日、新たな「福島復興再生基本方針」が閣議決定されました。
 特定帰還居住区域の整備を始め、福島の復興・再生を進める上で重要な事項が盛り込まれており、本県の実情を踏まえ対応いただいたものと受け止めております。
 この間における岸田総理大臣、渡辺復興大臣を始めとする政府関係の皆さんの御尽力に深く感謝を申し上げます。
 本基本方針に基づき、引き続き、国や市町村等と連携を密にしながら、福島の復興・再生を進めてまいります。

第105回全国高等学校野球選手権福島大会優勝校への知事コメント(令和5年7月25日)

 夏の県大会、2年連続18回目の優勝おめでとうございます。
 仲間と共に挑戦を続け、夢を実現させた姿は、復興に向けて歩みを続ける県民に大きな感動と勇気、希望を届けてくれました。
 憧れの甲子園では、福島県内全ての高校球児の代表であるという誇りと支えてくれた方々への感謝の思いを胸に、これまでの練習の成果を存分に発揮し、大いに活躍されることを期待しています。

​​EUにおける日本産食品の輸入規制撤廃に関する知事コメント(令和5年7月13日)

 本日、外務省および農林水産省から、EUにおいて、日本産食品に対する輸入規制が撤廃されるとの発表がありました。
 今回の規制撤廃は、岸田総理大臣や林外務大臣、野村農林水産大臣を始め、閣僚の皆さんによる丁寧で粘り強い交渉や、積極的な情報公開、IAEA等の国際機関との連携など、政府を挙げて取組を進めていただいた結果であり、これまでの御尽力に心から感謝を申し上げます。
 私自身、EU加盟国の政府関係者やEUの関係者等に対して、直接、県産農林水産物の安全性やおいしさなどの魅力をお伝えしてきたところであり、今回の撤廃は、本県の風評払拭を大きく後押しするものと受け止めております。
 震災後、55の国・地域で行われていた輸入規制は、今回の撤廃によって11の国・地域にまで減少することとなります。特に、EUにおける輸入規制の撤廃は、加盟する27か国全てに適用されるものであり、その波及効果は非常に大きいものと考えております。
 県としては、引き続き、県産農林水産物の安全・安心を確保する取組を進めるとともに、国と連携しながら、科学的根拠に基づいた正確な情報や県産農林水産物の魅力の発信を強化し、更なる輸入規制撤廃に向けて全力で取り組んでまいります。

IAEAによるALPS処理水の包括報告書に対する福島県知事コメント(令和5年7月4日)

 本日、国際原子力機関(IAEA)のグロッシー事務局長から岸田総理に対し、ALPS処理水の安全性に関する包括報告書が手渡されました。
 ALPS処理水の取扱いに関しては、国内外の理解醸成に向け、様々な取組を進める上でも、客観性や透明性を確保することが重要です。
 国においては、引き続き、IAEA等の国際機関と連携し、第三者による監視と透明性の確保に努めるとともに、本日公表された包括報告書の内容も含め、国内外に向け科学的な事実に基づく分かりやすい情報発信を行うなど、責任を持って取り組むべきと考えております。

​「福島復興 再生特別措置法 の 一部を改正する法律の 成立 」 に関する知事コメント(令和5年6月2日)

 本改正法において、「特定帰還居住区域」が創設されたことは、これまで避難指示解除に向けた方針が示されていなかった特定復興再生拠点区域外において、帰還意向をお持ちの方々が古里へ戻りたいという希望を叶えるものであり、帰還困難区域全体の避難指示解除に向けた大切な一歩となるものであります。岸田総理大臣、渡辺復興大臣を始め、関係者の皆様には、多大なる御尽力を頂き、深く感謝を申し上げます。
 国におかれては、引き続き、 帰還困難区域全ての避難指示解除に向けた課題解決の取組を 、最後まで責任を持って着実に進めていただくようお願いいたします。県としても、国や市町村等と連携を密にしながら、本県の復興・再生に全力で取り組んでまいります。