月日 | 内容 | 場所 |
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12月15日 |
ファームつばさ | 鮫川村 |
11月13日 | 磐梯町 | |
10月16日 | いわき市 | |
9月16日 | 川内村 | |
9月3日 | 桑折町 | |
8月25日 |
一般社団法人Switch | 田村市 |
7月31日 | 南会津町 |
県内で活動している様々な団体の現場を知事が訪問し、県民のみなさんの声を直接聴く「チャレンジふくしま訪問」を実施しております。
12月15日、内堀知事は鮫川村にあるファームつばさを訪問しました。
知事は牛舎や牧場を視察しながら代表の清水大翼(だいすけ)さんにお話をお聞きしました。清水さんは、関東の大学を卒業後北海道での酪農実習を経て2012年に故郷の鮫川村へ戻り、父親が代表を務めるNPO法人「明日飛子ども自立の里」で牧場を立ち上げ、2017年に、山口県から嫁いだ妻の奈々さんとともに「ファームつばさ」として独立しました。ファームつばさでは、ジャージー牛に拘った酪農に取り組んでおり、そこで生産されるジャージー牛乳を100%使用した「乳(ちち)クリームソフト」は、砂糖の量をぎりぎりまで減らしミルク本来の甘さを味わうことができます。
知事は、「豊かな自然が牛をのびのびと育んでいますね。今後も頑張ってください。」等と話しました。
11月13日、内堀知事は磐梯町にあるデジタル一眼レフカメラやその交換レンズ等光学機器の製造・販売を手掛ける(株)シグマ会津工場を訪問しました。
(株)シグマは世界唯一の製造拠点を磐梯町に置き、『Made in Aizu』にこだわり、レンズの部品製造から組立てまでほぼ全てを一貫生産しており、「Made in Japan」を謳うことのできる希有な企業です。
創業以来の経営哲学、かつ最も大切な経営指針である「短期的な利益の最大化より持続的な事業展開」を常に考え、地域の雇用(約1,600人)を維持しています。
今回の訪問では、知事は工場を視察した後、山木社長をはじめ工場長等4名の方々と懇談しました。
知事は、「技術は日進月歩で、技術革命もある。組み合わせは無限で、極めていく余地がある。皆さんの総合力、Σ(シグマ)で良い意味で限界はなく、まだまだ伸びていく。是非この磐梯、会津の地から、皆さんの素晴らしいレンズを送り続けていただけることを期待しています。」等と話しました。
10月16日、内堀知事はいわき市田人町の株式会社磐城高箸を訪問しました。
磐城高箸は、いわき市産の間伐材を活用して、高級割り箸や枕、縫いぐるみ、鉛筆等を製造し、林業再生に力を注いでいます。
平成31年2月に廃校跡(旧いわき市立田人第二小学校南大平分校)に移転した工場は、自由に見学・ワークショップを行える産業観光施設として、地域住民の交流の場となっているほか地域の活性化のため、今年9月下旬より地域住民と市内外からの参加者を交えた給食イベントを開始しており、今後ますます田人地域の情報発信拠点としての役割が期待されています。
今回の訪問では、知事は割り箸や鉛筆の製造工程を視察した後、髙橋社長をはじめ地元の支援者の方々と懇談しました。
知事は、「全て一貫生産をここだけでやっているのは日本でも数少ない。そういう事業を、横須賀の地からいわきに来てチャレンジしてくれていることがすごく嬉しい。」「地域での給食会など、これからも是非連携して応援していただけると活動も広がると思うのでよろしくお願いします。」等と話しました。
9月16日、内堀知事は双葉郡川内村のNPO法人輝きが運営する「のんびりハウスどじょう」(障がい福祉サービス事業所)を訪問しました。
のんびりハウスどじょうは、東日本大震災後に川内村に設立された就労継続支援B型(非雇用型)事業所。震災後の平成26年に設置されましたが、村内の施設は村内の法人が運営すべきと、平成30年6月からは村内のNPO法人輝きによって運営されています。
同施設では、利用者の職業訓練と生活訓練を実施し、主に割り箸の袋入れ、書類等の封入、公共トイレの清掃、デイサービス事業所のお風呂掃除、コーヒー豆の焙煎等の作業を行っています。
今回の訪問では、知事は事業所を視察した後、法人の理事長や施設のスタッフ4名の方々と懇談しました。
知事は、「ここの訓練は大事ですよね。村内に居場所があるっていうことがものすごく大きいですし、作業で対価があり、社会貢献しているのはすごく大事だと思うので、ぜひこれからも頑張ってください。」等と話しました。
9月3日、内堀知事は伊達郡桑折町のはねだ桃園を訪問しました。
はねだ桃園は、ICTを活用した新しい農業に挑戦することを念頭に、平成28年9月にGLOBALG.A.P.を取得し、平成30年はタイに輸出し、現在は新たな市場開拓のため、東南アジアへの輸出を模索中です。
今回の訪問では、知事は桃園の圃場と選果場を視察した後、桃園代表の羽根田幸将さんとご両親、従業員の南さんと懇談しました。
知事は、「約10年かかって原発事故の風評からなんとか踏み出せる状況となり、メイドイン福島をぜひ食べたいという方が増えています。全国の市場がおいしい桃を待っていますので、ぜひこれからも、細菌に負けずにおいしい桃を作り続けてください。」等と話しました。
8月25日、内堀知事は田村市の一般社団法人Switch(スイッチ)を訪問しました。
一般社団法人Switchは、田村市出身の若者5名を中心に発足し、県内初となる廃校(旧石森小学校)を活用した田村市内のテレワーク拠点施設「テラス石森」を運営し、各メンバーの得意技能を活かしながら地域活性化へのチャレンジを続け、新たなビジネス・雇用・職業の創出、働き方改革、学び・交流・情報発信の拠点として、田村市に元気を創出する様々な取組を行っています。
今回の訪問では、知事はテレワーク施設を視察した後、5名の若者と懇談しました。
知事は、「楽しいあるいは面白いことをやるというのは、同じ人生の中でも家庭を作る中でもすごく大事なキーワードなんです。是非若い世代にやる気スイッチ、楽しみのスイッチを伝えてあげてください。」等と話しました。
7月31日、内堀知事は南会津町の株式会社土っこ田島farm(つちっこたじまファーム)を訪問しました。
株式会社土っ子田島farmは、花き栽培と農産加工を主軸とした経営を行っています。花きについては、MPS(花卉産業総合認証)を取得し、環境と共生する農業を実践しトルコキキョウ等を栽培しています。また、農産加工については、地元の農産物を主原料に味噌やジュース、ジャムを生産・販売し、6次化の取組にも寄与しています。
今回の訪問では、知事は、湯田社長とご家族からジュース加工場の説明を受け、桃生ジュースを試飲させていただいた後、懇談しました。
知事は、「今のウィズコロナ下で、モノや加工品に対する需要が高くなっており、都会の方は地方の本物を欲しがっている。ここの製品は都市部と比べると品質の割に安価で、オンラインで充分勝負できる。消費者の目につくよう商品を輝かせて貰いたいと思います。」等と話しました。