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知事記者会見 令和元年5月20日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年5月22日更新

知事定例記者会見

■日時 令和元年5月20日(月)10時00分~10時10分
■会場 応接室

【質問事項】
1 全国新酒鑑評会金賞受賞数7年連続日本一について
2 職員の不祥事について
3 EUにおける輸入規制緩和について

知事定例記者会見 令和元年5月20日(月)   動画を再生する

【質問事項】

1  全国新酒鑑評会金賞受賞数7年連続日本一について

【記者】
 全国新酒鑑評会において7年連続で金賞受賞銘柄数が日本一になりました。知事からはパネルの除幕式の際に、「日本酒のPRイベントを行う」との発言がありましたが、具体的にどういったイベントか伺います。

【知事】
 金賞受賞数7年連続日本一は、すばらしい快挙であります。蔵元の皆さん、酒造りに関わる全ての皆さんのこれまでの努力の賜であり、心から敬意と「ありがとう」という感謝の意を表したいと思います。このすばらしいふくしまの酒を県内の皆さんにもっと知っていただきたい、そして、県外からも福島県に足を運んでいただいて、ふくしまの酒を地元のおいしい食と一緒に味わっていただきたい、そのような思いで、今年は「ふくしまの酒まつり」を県内で初めて開催することといたしました。時期、場所は現在調整中ですが、お客様が集まりやすく、また、お酒を楽しむイベントですので、公共交通機関を利用しやすいよう、JRの主要駅の近くで、秋頃の開催を予定しております。併せて、首都圏でのイベントについては、今年もJR新橋駅前のSL広場、六本木ヒルズにおいて「ふくしまの酒まつり」を開催します。首都圏におけるPRも重要であり、イベントや都内でふくしまの酒を味わえる飲食店を紹介する「福の酒」というサイトも活用しながら、県外、県内でのPRを両輪として、更なる認知度の向上に努めてまいります。

【記者】
 知事は、今までニューヨークなどの諸外国において、日本酒のPRに積極的に取り組んでこられました。7連覇を受けて、改めて重点的にPRしていきたい地域などについてお伺いします。

【知事】
 海外でのミッションを行う際、必ずと言っていいほど福島の日本酒を持って行き、諸外国のVIPの方や報道の方、そして一般の方々に実際にお酒を飲んで評価していただくことを続けてまいりました。昨年からは、ニューヨークのアンテナショップでの取扱いも含め、アメリカにおける販売強化を行っております。今後とも欧米、アジアなど、様々な地域でのチャンスがあると思いますが、各国の嗜好や状況を見極め、全国新酒鑑評会での7年連続日本一という快挙を追い風としながら、海外への売り込みを強化していくための戦略を練っていきたいと思います。

2 職員の不祥事について

【記者】
 県南地区の中学校教員の体罰により生徒が不登校になったという発表が先週17日にありました。体罰の内容が、黒板に生徒の名前を書いた上で「みんなでいじめよう」と書いたとのことであり、教員がいじめを助長したと言ってもいい事案だと思いますが、知事はどう受け止めていますか。

【知事】
 職員が一丸となって不祥事根絶に取り組んでいる中、今回、教職員が懲戒処分となったことは遺憾であります。今回の処分については、教育委員会において調査を行い、懲戒基準に基づいて厳正に判断し、決定されたものと受け止めており、改めて職員の綱紀粛正を図るとともに、県民の信頼回復、子どもたちとの関係の強化に向け、しっかりと取り組んでいきたいと考えております。

【記者】
 先月4月30日にも県職員が暴行により逮捕され、今月10日にも県の特別支援学校の職員が児童ポルノ関係で逮捕されました。4月30日の職員逮捕の際にも、綱紀粛正について発言されていますが、知事の思いが職員に伝わっていないのではないかと思います。今回の教員の件はそれより前に発生した話ですが、こうした事案が後を絶たないことについてどのように考えますか。

【知事】
 こういった事案が増えていることを遺憾に思います。職員、教職員も含めてですが、県民との信頼関係、あるいは子どもたちとの信頼関係が極めて重要であると考えております。綱紀粛正の徹底、風通しのよい職場環境づくりなど、基本的なことについてしっかりと取り組んでいきたいと思います。

3 EUにおける輸入規制緩和について

【記者】
 EUで輸入規制の緩和を示唆する発言がありましたが、これについての受け止めや期待感、また、国に対し、どのようなことを求めていくのかお聞かせください。

【知事】 
 EUにおける規制緩和が進むことで、欧州への輸出拡大が期待できるとともに、今なお輸入規制が続いている23の国・地域における規制緩和につながると考えております。県としては、今後も県産農林水産物の品質の高さと、安全・安心に関する科学的な根拠に基づいた正確な情報発信を行うとともに、引き続き、情報収集に努め、国と連携しながら、輸入規制解除に向けて粘り強く取り組んでまいります。

(終了)

【問合せ先】

1 全国新酒鑑評会金賞受賞数7年連続日本一について
→観光交流局県産品振興戦略課 電話024-521-7296

2 職員の不祥事について
 (教職員に対する懲戒処分に関すること)
→教育庁職員課 電話024-521-7794
(職員の不祥事根絶に向けた取組に関すること)
→総務部人事課 電話024-521-7033

3 EUにおける輸入規制緩和について
→農林水産部農産物流通課 電話024-521-7353
→農林水産部水産課 電話024-521-7374