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知事記者会見 令和6年7月22日(月)

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年7月25日更新

【質問事項】

1 JR東日本による令和5年度路線別利用状況公表について

【記者】
 地方鉄道の乗客数等についてです。
 一昨年、全線復旧しました只見線ですが、1日100人という乗客数の目標を前倒しして達成いたしました。やはり知事も常日頃からおっしゃっているマイレール意識の醸成が着実に進んでいると思いますが、一方で、他の地方鉄道は厳しい状況も明らかになりました。
 そうした状況を踏まえて、今回の知事の受け止めと今後の取組など改めて伺います。

【知事】
 先週、JR東日本から令和5年度の路線別利用状況が公表されました。県内の路線については、全ての区間で前年度の利用者数を上回りました。特に只見線の会津川口駅・只見駅間の1日当たりの利用者数については、新潟・福島豪雨災害前の2倍以上の103人となり、只見線利活用計画で令和9年度の目標として掲げていた100人を上回る結果となりました。
 これは、沿線自治体や地域の皆さんの利活用の取組が実を結び、県内外から多くの方々に御利用いただいた結果と受け止めており、大変うれしく思います。
 また、常磐線のいわき駅・原ノ町駅間の1日当たりの利用者数が、昨年度と比較して139人増加しており、浜通り地方の交流人口の拡大が着実に進んでいるものと考えています。
 一方で、JRから、赤字線区として収支公表の対象とされた4路線9区間については、コロナ禍や災害復旧からの回復傾向が見られるものの、依然として厳しい利用状況にあります。
 県としては、各路線の協議会を通じて、沿線自治体やJR等と連携し、マイレール意識の醸成を始め、交流人口の拡大や地域の魅力創出など、路線の利活用促進に向けた取組を本格化させていきたいと考えています。
 また、できる限り機会を捉えて、こうした地方路線に自分自身が乗車する、利用する取組を行っていきたいと考えています。

2 国立公園の魅力向上に向けた政府方針について

【記者】
 先週19日の観光立国推進閣僚会議で政府が2031年度までに国内全ての国立公園に高級ホテルを誘致するなど、中期の魅力向上を進める方針を表明しました。
 福島県にも磐梯朝日、尾瀬、日光の三つの国立公園がありますが、この政府方針について、自然環境保護との両立をどう考えるべきかを含めて知事の受け止めを伺います。

【知事】
 先週、政府が一定の方向性を出されたこと、私自身が関心を持って注視しているところであります。
 国立公園の所管省庁であります環境省の伊藤環境大臣が、今後の方向性についてお話をされていますが、まだ全体像が必ずしも明確ではないと考えております。
 環境大臣の御発言を伺っておりますと、自然環境保護や地域の方々の御理解という部分を非常に重視されているように感じております。一方で、政府の方向性というものは、かなり大規模な形を想定しているかのようにも考えられます。
 まだ、現時点において全体像をつかみ切れておりませんが、国立公園は日本全体の自然保護にとって非常に重要な場所でありますので、この本質の部分は当然大切にしていくところです。一方で、今、様々な形で自然環境に親しんでいただくことが、以前に比べると少し薄らいできているかなという気がします。
 その一つの象徴が、例えば尾瀬であります。以前はオーバーツーリズムが心配されるような事態で入山規制等を行っていましたが、今は劇的に減少しており、むしろどうやって利活用促進を進めていくかという状況にございます。
 一定の利用者数がおられないと、山小屋等の大事なインフラの維持、運営ができないという事態もございますので、こういった自然をしっかり保護するという観点と、国立公園を多くの方に親しんでいただいて、自然との共生、また、人としてやわらぎを得る機会をしっかりつくっていく、そのバランスをどう取りながら対応していくかが我々の今後の大事な使命だと考えております。
 今回の政府の方向性は、まだ全体像が分かっておりませんので、そういったものを見極めながら、福島県内における国立公園等において、どういう対応が可能かということを、まずは丁寧にしっかり検討していくことが重要だと考えております。

3 兵庫県知事に関する内部告発について

【記者】
 兵庫県の齋藤元彦知事が贈答品などをめぐり、疑惑を持たれている問題について伺います。
 現在は、齋藤知事の周辺からも辞職を求める声が上がるなどしていますが、来年、兵庫県で開催する「創造的復興サミット」への影響と、このサミットに知事御自身は参加される御予定があるかどうか伺います。

【知事】
 亡くなられた方に心から哀悼の意を表しますとともに、御遺族にお悔やみを申し上げます。
 今回の事案についてでありますが、兵庫県及び兵庫県議会において状況を精査されているところだと考えております。
 その上で、今後の兵庫県における状況をしっかり注視していく必要があると考えております。
 先般、齋藤知事が福島県に来られまして、「創造的復興サミットについて、来年開催したい。
 その際、特に関係する県知事たちに参加してほしい。」というお話を頂いております。
 まだスケジュールが確定しているわけではありませんので、そういった申出を踏まえてどうするか、今後スケジュールを見ながら検討していくということになろうかと思います。まずは、こういう状況でもありますので、状況を注視していくことが当面の対応かと思います。

4 東北電力女川原発2号機再稼働延期について

【記者】
 東北電力の女川原発のことでお伺いします。先週、東北電力は(再稼働を)2か月延期すると発表しました。11月になりますが、もし稼働すれば震災後、東日本で初めてのBWRになります。
 改めて県知事として御見解をお伺いします。

【知事】
 原子力政策について、今の女川の状況も含め様々な動きがある、こういった報道等を注視しているところであります。
 改めて、福島県としての基本的なスタンスをお話いたします。
 原子力政策は、国及び事業者が責任を持って対応すべきものであります。
 福島県としては、「二度と本県のような過酷な原発事故を起こしてはいけない」という強い決意で、原子力政策の検討あるいは対応に関しては、この福島第一原発事故の現状と教訓を踏まえること、そして、住民の安全・安心の確保を最優先にすべきことを、国に対し繰り返し求めていきたいと考えております。

5 手足口病や新型コロナウイルス感染症の患者数増加について

【記者】
 感染症についてお伺いします。新型コロナと手足口病などの流行が続いていますが、夏休みのシーズンに入って、移動の機会が増えるということも想定されます。何か呼び掛け等あればお願いします。

【知事】
 まず、手足口病についてであります。
 子どもを中心に全国的に流行しており、県内では約2年振りに警報基準を上回るなど、注意が必要な状況にあります。
 また、新型コロナウイルス感染症についても、九州・沖縄を中心に全国で感染が広がっており、本県でも増加傾向が続いています。
 夏休みを迎え、レジャーや旅行などで、人の移動や接触の機会が増える時期となることから、更なる感染の拡大も懸念されます。
 (県民の)皆さんには、特に体調が悪い時は人との接触を避けるなど、周囲への感染防止に留意していただきたいと思います。
 あわせて、換気や手洗い、咳エチケットなど、日頃からの基本的な感染対策をよろしくお願いいたします。

6 インターハイ男子サッカー競技の開催について

【記者】
 今週26日から県内で男子サッカーのインターハイが開幕しますが、県内開催ということで何か期待することについて伺います。

【知事】
 インターハイ男子サッカー競技が、Jヴィレッジをメイン会場として、いよいよ今週の金曜日から開催されます。
 大会の成功に向け、実行委員会を中心に、開催会場となる広野町、楢葉町、いわき市と連携しながら、万全の準備を整え、全国から来県される選手の皆さんをお迎えしたいと考えています。
 県としては、大会開催を本県の復興の現状と魅力を発信する好機と捉え、選手の皆さんはもとより、多くの来場者の皆さんに御満足いただけるよう、地元自治体とも連携を密にしながら準備を進めています。
 具体的には、Jヴィレッジを発着としたホープツーリズムのバスツアーの実施や県産品の販売、地域の観光情報の発信などを企画しており、関係の方々と共に大会を盛り上げていきたいと考えています。
 また、こうした取組を通じて、多くの方々に、福島県に足を運んでいただき、男子高校サッカーの聖地は「冬の国立競技場」、そして、「夏のJヴィレッジ」と称される大会となるよう、しっかり取り組んでまいります。

7 熱中症対策について

【記者】
 本日、県内で初めて熱中症警戒アラートが発令されました。知事として県民への注意喚起や「ふくしま涼み処」の活用方法などについて改めて県民への周知などをお願いいたします。

【知事】
 まだ梅雨が完全に明けてはおりませんが、実質的に本格的な夏到来であります。今日も本当に暑くなるかと思います。
 県民の皆さんにお願いしたいのは、熱中症対策は本当に重要だということであります。
 お出かけされる際も、暑い場所に長く滞在されますと、体が非常に温まってしまい、熱中症になりやすいということがあります。涼み処が、スーパーマーケットや大規模な交流施設、あるいは県や市町村等の公共施設、コンビニエンスストア等にございますので、是非、積極的に活用していただきたいと思います。「涼み処」という表示もありますので、こうした場所で熱くなった体をしばらく涼めていただくだけでも、熱中症のリスクは大きく下がると思います。 
 また、家の中でもエアコンや冷房等を上手に活用していただくことが重要です。昼間も当然暑いわけですが、夜間も十分に気温が下がりません。いわゆる熱帯夜が続いてくるかと思いますが、そういうときは、冷房を上手に活用していただいて、夜しっかり休んで体調を整えることが重要であります。
 また、ポイントは水分補給であります。日中、夜間も含め、適切に水分を補給していただいて、体をしっかり整えることが重要です。特に高齢者やお子さん等は、自分自身で熱中症の傾向にあるということが分かりづらい状況もあろうかと思いますので、是非、周りの方が気を配って、熱中症にならないように声掛けをしたり、対応していただければありがたいと思います。
 また、学校のクラブ活動等においても、暑い場所で活動を続けておりますと熱中症になる可能性も高まりますので、この夏の熱中症対策について、各教育委員会等から学校関係者にお願いをしているところでございます。
 暑い夏ではありますが、是非、皆さん、熱中症に気を付けて、その上で、この暑い夏を元気に乗り切っていただければと思います。

(終了)

 

1 JR東日本による令和5年度路線別利用状況公表について
 →生活環境部生活交通課 電話024-521-8495

2 国立公園の魅力向上に向けた政府方針について
 →生活環境部自然保護課 電話024-521-7251

4 東北電力女川原発2号機再稼働延期について
 →企画調整部エネルギー課 電話024-521-7120

5 手足口病や新型コロナウイルス感染症の患者増加について
 →保健福祉部感染症対策課 電話024-521-8655

6 インターハイ男子サッカー競技の開催について
 →教育庁健康教育課 電話024-521-7777
 →企画調整部エネルギー課 電話 024-521-7120

7 熱中症対策について
 →保健福祉部健康づくり推進課 電話024-521-7640
(学校における熱中症対策に関すること)
 →教育庁健康教育課 電話024-521-8409
(ふくしま涼み処に関すること)
 →生活環境部環境共生課 電話024-521-8515